昨日に続いてエッセイ集です。
そして、偶然ですが、お年も近いお二人。
池波正太郎氏が1923年生まれ、今日の兼高かおる氏は1928年。
エッセイが書かれた年齢に違いはあるものの、
読んでいると同質のものを感じました。
さて、今日のエッセイ。
やはり、彼女の人生は特異なものだなあと思わざる負えません。
TVの創世記に、自分の名を冠に置いた旅番組を持って、
それを30年以上、続けた訳ですから。
(知ってらしゃる方も多いはず、「兼高かおるの世界の旅」)
放映は、1959年から1990年。
番組終了は62歳だったそう。
そして、このエッセイはその20年後の82歳の時に書かれたもの。
彼女の人生は、旅そのもの。
番組終了後も旅行は頻繁だったようです。
読んでて、疲れないかなあと思ってしまった。
きっと、身体が旅に馴染んでしまってるのかな。
ご自身が旅好きだから、とてもシアワセな人生。
それが、読み終えてからの感想として一番の印象。
「お幸せな人生でよかったですね」
これしかないっです。
でも、これは彼女が前向きだからこそ。
きっと、違うことをされてたとしても、
それでシアワセになってらっしゃったと感じました。
おしまい。
※日本で云う宅急便。
今日のはカッコいいなっと思ったので紹介。
ドイツの、とある会社の国際郵便用パッケージ。
なかなか、いいでしょ?
DHL利用で、ドイツからここニースまで3日で到着なり。

