2日①池波正太郎「夜明けのブランデー」


昭和の風を感じることのできるエッセイ集。

男性が、男らしくして違和感がない時代。

女性も、しかり。


今、こんな男性がいたら不愉快かな?

いや、そうでもない。

だって、それなりのGG様になってるでしょ。

プラス、女性は「御婦人」として扱ってくれる紳士でもあるわけですから。


今で、これが四十代、五十代なら、上手に無視かな。

時代錯誤過ぎるもの。


意味が分かりませんか?

きつい言い方をすれば、男尊女卑っぽいのです。


夫は、ご主人さま。

朝、起床されたら、それに合わせて朝餉(あさげ/このエッセイは朝食ではない)。


万事がすべてっです。



時代は加速度をまして変化してゆく。

でも、変わらないものも、確実にあります。

思わず、メモを取りたくなる箇所も随所に。


スグに手の届くところに置いておきたいとも。

とても、間近な古き良き時代。

(ある意味、大好き)


なかなかっです。

やはり、一世を風靡した作家のエッセイです。





おしまい。

(あっ、表紙イラストも挿絵も、ご本人。お上手…)







※ニースのごくありふれたレストラン。

 ステーキとフライドポテト、ラタテュイヌ……。

 ムニュも定番が多くてラク。

 今日の一皿(定食)が、10~12ユーロって感じ。

 粘ってもイヤな顔もしないしね。

 2日②普通のレストラン

※写真ブログ写真、@lapie.fr も更新。今日は海の真ん前に立つビル。

 どんっと建ってる。