7日①莫言「転生夢現」


読みやすいけれど、感覚がちがうなっと感じてしまう本でした。

初めて読んだのが、2009年。

2012年、この著者がノーベル賞を受賞。

(中国人としては二人目だそう)

その時、再読したいと思ったけれど、なかなか手が出ず、今回の再読です。


転生と云えば、ステージが上がっていって、天国に昇天と思っていたけれど、

この本では、どんどん下がってゆくような気が……。



主人公、最初は人間。

順にあげれば、

ロバ→牛→豚→犬→ ○○ … という転生。

(最後の落しは読む人が居るかもしれないのでカット)


大騒ぎです。

食べたり、寝たり、走ったり、転んだり、恋したり、殺されたり……。

中国の地方を舞台に繰り広げられるんですが、

なんとなく、遠い感覚で、話に入這入り込めないのが困ったところ。


面白いであろうと思いつつ読み進めてしまう。

読むのが辛くなるって感じじゃなくって読み終えちゃうんです。

ふう~んだけで。

ワタシ、だけかな?


再読でも、同じような感覚に陥りました。


 ?  ごめんなさい、紹介になりませんでした。




おしまい。




※ヘンなポスターって近づいてみたら、男の人の脱毛。

 ふう~ん。日本でも、多いのかな?

 ここでは、70ユーロだそうで……。

 反対側に女性用のポスター。

 それの絵柄は、

 なんときれいな女の人がシェービングクリームを塗って、髭を剃ってた。

 7日②脱毛ポスター