面白かった。
12歳女子、
初めての一人ぼっち留守番の日に「大人ふたり」を拾っちゃった。
(この表現が、本書では多用。舞台は京都、その独特な中学生言葉も面白い)
それは夏休みのことで、
何だかんだで、同居開始(ばあちゃんと2人暮らしなので、不自然さゼロ)。
そして、1年半後の春、それぞれの道へ出発っ!!
こう書いてると、簡単過ぎのお話し。
いえいえ、全然、簡単じゃない(複雑ですよん)。
まず、両親が亡くなってて祖父母と暮らしてたけれど
祖父母は離婚してる。
この祖母が、ある意味、フェミニズムに目覚め始めてて…。
(じいちゃんは大学教授で、話し途中で再婚)
そこに外部の「拾われちゃた大人ふたり」の事情が絡む。
えっと、話は逸れるけれど、
この本、括りとしては児童書らしい。
嘘みたい。
大人のワタシ、結構、マジに考え込んだりして読めた。
それも、すっごく愉しんで。
ふ~ん、って、感じ。
ほんと、いい本でした。
(この作家さんの「ごめん」って本も読みたいなあ)
おしまい。
※陽射しが明るい午後のビーチ。
いろんな人が、転がってる。
今日のビーチで一番目立ってたのがこのオジサマ。
ミツバチ、はたまた、ム所帰り(失礼!)
石がごろごろ、お尻・肘は大丈夫?

