面白です、この本。
先月の11日、同じ作家さんの本(前回は「ジェラシー」)。
とっても、辛いこと書いてしまってます。
前回の舞台は日本、今回は中国(それも時代もの)。
この中国ってところが、いいのかも。
やらせっぽいし、嘘っぽい。
でもね、小説だもの、作り物・張りぼてって思っても面白いでしょ?
ある種のファンタジーとも言えそう。
(日本人が倭人って書かれてるのも「ふふっ」)
主人公はタイトルにもなっている若い判官(中国の役職名)。
その彼の着任地で始められるストーリー(シリーズなれば、読みたいな)。
絡んでくるのが、地元のカップル。
鉄火肌のニックネーム・火竜娘(カリュウジョウ)20歳と、
幼馴染みのニックネーム・鷹如翔(ヨウジョショウ)25歳のふたり。
この3人を軸にお話しは展開。
ちょっと、この本って女性向のチャンバラっぽい。
そうそう、中国歌劇団の時代活劇ってイメージ。
(恋あり、喧嘩シーンあり、火事騒ぎさえあって派手)
お正月休みに、炬燵でのんびり読書が似合うと思いました。
もちろん、ソファーでも(この場合は寝転んじゃって?)。
おしまい。
※ クリスマス市場の入り口付近に出店されたカフェ。
茹でたエビとか生牡蠣など、海鮮もの充実で人気あり。
乳母車に子供を連れた二人の若いお母さんもワイン飲んでるし、
シャンパーニュを飲んでる人もいるみたい。
まだ、午後の3時を過ぎたばかりだよ?

