江戸の女性を主人公にした7本の短編集。
あまり幸せじゃない女性ばかりのお話しだけれど、
とても懸命で、本音の感じがして……。
いえいえ、思わずマジで読んでしまう。
とっても好きなお話しは、
武家に嫁いで3人も子供のいる女性(三十路)が、
10歳以上年下の青年武士と駆け落ちしてしまう短編(仇討心中)。
日本的な結末だけれど、恋に生きる姿勢?
女としての本音の美しさがあって、とっても好きです。
恋に生きる女性と云えば、
カルメン !
そうです。
あのオペラの。
最後は振っちゃった男に殺されてしまうカルメン。
いいなあ。
(あっ、すっごい脱線してしまった)
おしまい。