またも、江国香織著です。
今日のは、彼女のデビュー作を含む短編集
デビュー作のタイトルは「桃子」
なんと、桃子は7歳の女の子。
でもでも、恋をして離れ離れになっちゃうって時に、
「くちばしの赤い、きゃしゃな白い小鳥」になっちゃうんです。
ふうむ、ふうむ‥‥。
で、思い出すのが
彼女の路傍の石文学賞を受賞した「ぼくの小鳥ちゃん」。
小鳥ちゃんは桃子じゃないかな?
わがままで、ちょっと自分勝手で、
でも、とっても可愛いくってチャーミングな小鳥。
まっ、「桃子」はさておき、
かわったお話しが21編が収録。
(あっ、小さな童話大賞受賞の「草之丞の話」も収録)
とっても短いのもあって、
夏の昼下がりなんかに読むといいなって感じ。
とろとろお昼寝しちゃって、
ふと目が醒めて、また読み始める。
そんな感じの短編集です。