本日(5/13)の2020年建築家住宅は、
『数寄屋造り』
ロゴと写真は、宮内庁ホームページhttp://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
を使用させて
いただきました。
数寄屋造りって何? という質問をいただくことがあります。
そこで今回は、数寄屋造りについての基礎的なキーワードを抜粋してみました。
・茶室の様式を取り入れた住宅建築様式。数寄とは茶の湯を意味し、数寄屋は茶室をさした。
・書院建築が重んじた格式・様式を極力排しているのが特徴である。
・書院造りとの違いは、長押を用いず、丸太の柱を用いて、丸みのある面皮柱を使うなどの点。
・安土桃山時代から江戸時代にかけて完成された建築様式で、千利休によって完成されたと
いわれている。
・江戸時代以降は茶室から住宅などへとその幅を広げていった。
・昭和になって吉田五十八が大壁(おおかべ)造の近代数寄屋造の設計を始めてから、伝統を生かした
斬新な意匠が人気を集め、旅館や料亭はもちろん、個人住宅にも広く浸透した。
・現代では、料亭や住宅でも数奇屋建築にならったものが造られている。
・数寄屋造りの代表的なものには、桂離宮や修学院離宮などがあります。
数寄屋造りの特長である繊細な意匠は、モダンさえ感じます。現代建築において、参考になる様式の一つ
だと思います。
*参考サイト
ヤフー百科事典
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E6%95%B0%E5%AF%84%E5%B1%8B%E9%80%A0/
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AF%84%E5%B1%8B%E9%80%A0%E3%82%8A
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