本日(5/11)の2020年建築家住宅は
『床暖房』
日本床暖房工業会HP http://www.yukadanbou.gr.jp/select/variety/index.html より使用させていただきました。
家づくりにおいて、必ずでるキーワード“床暖房”について触れたいと思います。
床暖房についての基礎知識を箇条書きにしてみました。
・床下に敷いた温水パネル(マット)に熱源機で作った約40~60℃の低温水を循環させ、お部屋全体を
暖めます。
・床表面温度は約25℃から30℃程度になります。
・足元から暖まりますので、室温が18~20℃程度でも暖かさを感じることができます。
・お部屋の広さの約70%に床暖房が設置してあれば、お部屋全体を十分にあたためることができます。
・フローリング材は、耐熱性のある床暖房専用のものが安心です。また、無垢材・畳・カーペット・コルク・
タイルなども可能です。
・配管は樹脂管の場合、メーカーによって異なりますが、実使用期間でおよそ30年~50年の耐久性能は
確認しております。
・低温やけどの心配は極めて低いのですが、皮膚の弱い方など個人差によって低温やけどを引き起こす
可能性は否定できません。 直接皮膚を長時間接しないようご注意ください。
・ラグマットなどをフローリングの上に敷くと床からの放熱量が抑えられ、室温が上がりにくくなります。
・温水床暖房は、温水は循環しています。毎回大量の水を沸かしているわけではないため、水道料金が
高くなることはありません。 ※水道水ではなく、専用の防錆循環液を使用するケースが多いです。
床暖房は、電気式、温水式、蓄熱式などがあり、毎年進化しております。本ブログで取り上げましたのは、
温水式が中心です。今後は電気式、蓄熱式を取り上げていきます。
参考サイト 日本床暖房工業会HP http://www.yukadanbou.gr.jp/
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