多発性子宮筋腫と子宮腺筋症と診断をうけるまでのお話しの続きになります



ここまで読んで頂いて…


あれ?悪性度の高い癌になり手術をしているのに、子宮筋腫?となりますよね…


子宮…あるの?と


腺扁平上皮がんの場合、ガイドラインとして初期でも出産を望まない場合は子宮全摘です


私は30歳という若さで癌になってしまったので、出産の可能性も考慮して、なんとか子宮全摘をせず部分切除(円錐切除)で子宮を温存して下さったのです


腺癌は子宮頸管内で発生し、子宮膣部に伸びると共に、子宮頸管の奥に飛び飛びに発育するそうで、円錐切除術での病巣切除が不十分になりやすいということでしたが、完璧な手術であったと思います


前回のブログでも書きましたが、腺癌は発見が難しく、発見が遅れるケースがありますので、先生方には感謝しかありません


本当に恐ろしかったです


みるみるうちに痩せ細り、癌に侵されていくのが目に見えてわかるのです


癌が発覚し、手術をするまでに2ヶ月待ちましたが


癌と共存しながらの生活は本当に恐怖でしかなく、毎日のように泣いていました


先生がおっしゃる通り…

発見が遅れていたら、あっという間だっただろう…と推測できます


今も痩せてはいますが…

(あの頃の不健康な細さではないです)


元・癌患者とは誰も想像もできないくらいに元気ですよ


癌から救って下さった東京の癌専門の大病院、本当に何から何まで素晴らしかったです


大病院なのに外来も待ち時間が短く効率的、患者一人一人端末を持たされるのでスムーズです(呼び出しの指示などが表示される)


この病院なら絶対私を助けてくれるという安心感がありました

心から感謝しています


2泊3日程度で退院して、1ヶ月近くは療養でお休みをとっていました


痩せて体力が落ちてしまったので、退院してからは積極的に外を歩いたりしていたんですが、頑張りすぎて出血してしまい療養がのびてしまったのです


お腹は切っていないので、子宮からの…ということでしょうね


その後、仕事復帰をはたし、無事に5年を迎え完治となりました


この頃には自分が癌であったことは忘れて暮らせるぐらいに健康的であったと記憶しています


当時はまだ恋人だった主人は、今でもストレッチャーにのせられ手術室に向かう時に、泣いていた私の顔を忘れられることができないと言っていました


癌は本人だけでなく、家族や恋人の心にまで深い傷をつけるのだと思いました



そんな私に、再び病魔が忍び寄ってくるとは知らずに…



長くなってきたので次のブログへ続きます




癌になる前は若かったですし、食に興味もなかったのですが、病気になって色々気づかされたことも多いです


美味しいご飯が食べられるのは当たり前じゃない


美味しいものを美味しいって食べられるのは、本当に幸せだと今は思います


写真は、東京ダイバーシティの中にあるお店のロコモコハート


ガンダムに会いにたまに行くのです笑


ブルーハワイって子供の頃から大好きで


大人になった今でも何の味かよくわからない?けど、この真っ青なブルーが綺麗で大好きニコニコ


かき氷もブルーハワイ派です笑