赤心慶福
○巣燕も覚めゐて四時に竈焚く(誓子)
○到来の赤福餅や伊勢の春(子規)
明治44年5月、白砂糖あんの「ほまれの赤福」新聞広告
《ほまれの赤福》
皇后陛下再度御買上の光栄記念の為め赤福餅の外今般更に「ほまれの赤福」と名つけて味ひ美なる特別製「一夜を過せば殊更に味ひの増す」餅を発売仕候間御愛顧願を奉希上候
赤福餅店主 濱田種助
http://www.youtube.com/watch?v=0qWxRrg27Yc
*朔日餅並びて買ひし事は無し
(今まで住んでいた岡本、前山ともに近所に世話好きのおば様がいて届けてもらっていました。)
2月:立春大吉餅、大豆・黒豆入り。節分の豆まきにちなむ。
3月:よもぎ餅
4月:桜餅
5月:柏餅
6月:麦手餅、餅麦で黒餡(黒砂糖の餡)を包む。
7月:竹流し、青竹に入った水羊羹。赤福の餡を使う。
8月:八朔粟餅、見た目は赤福餅に似ているが、餡は黒餡、餅は粟入り。
9月:萩の餅(おはぎ)
10月:栗餅(栗餡)
11月:ゑびす餅、11月のえびす講にちなむ。金と銀の小判に見立てた2色の餅。
12月:雪餅、もろこし粉の餅生地に氷餅を散らし、地面に降った雪に見立てる。