どのテーマにカテゴライズしたら良いか、悩むのだけど…

昨年末に近所の花屋さんで花を買いました。エリカという名の常緑低木。調べてみると、私が買ったのはどうやらジャノメエリカという種類のようです。見た目は常緑低木というより針葉樹に近い。カルーナとエリカは以前は同類の扱いだったようですが、今は分けているそうです。

エリカには夏咲きと冬咲きのものがあり、種類もとても多く、その殆どが南アフリカ原産で、ジャノメエリカも南アフリカ原産だそうです。

ヨーロッパのイメージが強いですが、ヨーロッパ原産のものは意外と少なく、また日本の気候には合わないようで、あまり出回っていないらしい。

話せば長くなるので経緯はひとまず置いておきますが、寄り道回り道で道草食って、気付けばかれこれ1ヶ月もエリカにまつわるあれこれが気になり続けています。

先日読み終えた「嵐が丘」が建つ場所はムーアと呼ばれていました。そう言えば、この話とは関係なく少し前に見た映画「マレフィセント」が住む森もムーアでした。今読んでいる本の舞台になっているお屋敷もムーアの中に建っています。

それとヒースとヘザー。カタカナでは関係性が分かりづらいけど…heathとheather、綴りにヒントがありました。

そして、ヘザーはウイスキーとの関わりも深いようで。知らずに見たり読んだりしていたらきっと「異国の知らない何か」で終わっていたであろう描写が、そこかしこに登場していると気がつくと、見える景色が一気に変わってきます。

そこに住む人々にとって、その風景や草花がどういう存在なのか、知るのは簡単ではないけれど、とても生活に密接した馴染み深いものである事は分かりました。

うちのエリカとは種類も違うようなので、思っているものと実際は違うのかもしれないけれど…エリカの枝はとても柔らかい。周りに遮るものがなく、吹き荒れる風に揺れるさまを、少しだけ身近に感じています。

荒れた土地に育つと聞くと強そうに思いますが、ジャノメエリカは根が細く繊細なため植え替えには向かず、蒸れても水が切れても根が痛み枯れてしまうそうです。しかも葉が針葉樹のように細く小さいので、見た目では水枯れしているか分からないという…イメージとは違いとても繊細で可憐な花です。知るほどに愛おしい。

まとまりのない文章…うる覚えで記憶もだいぶ怪しい。加えて頭の中もごちゃごちゃなので、まあそうなるよな、という感じ。気にせずメモのつもりで書き残します。