今回から少し真面目なはなしを何度かに分けて書きたいと思います。

 

飛行機が怖い人ってどんな人を思い浮かべますか?

旅行慣れしていない人? 年配の人? 飛行機がなんで空を飛べるのか理解できない人?

それとも以前飛行機で何かのトラウマに遭った人?

 

私は飛行機によく乗ります。今年だと往復で数えて10回乗りました。

年に最低でも往復で6回以上は乗ります。

中国へ来る前は北米に住んでいました。

その頃でも旅行が大好きだったので飛行機に乗ってあちこち旅をしました。

物凄い揺れにあって、今にも落ちてしまいそう!と思ったこともあったけれど、

飛行機が怖いだなんて思ったことはありませんでした。

私は少なくとも上に挙げたどの項目にも当てはまりません。

 

それが今年の夏、突然飛行機に乗っているのがものすごく怖くなってしまったのです。

 

具体的に言えば、漠然と「この飛行機は今にも落ちてしまうんじゃないか」と

頭の中にその考えがぐるぐる巡り、心臓がバクバクしてしまうのです。

 

”飛行機が怖い”で検索するとまずパニック障害が出てきます。

しかし、私はパニック障害ではありません。

パニック障害ではないことを強調するのには理由があります。

それは、同じ飛行機恐怖症でも症状を緩和させるためのアプローチ方法が違うからです。

私はこの症状が出るようになってからものすごく悩みました。

読んでみてもあまりパニック障害の症状に当てはまるものがないからです。

例として密室などが怖いわけではないので、カラオケや電車は怖くありません。

実際飛行機も閉じ込められるのが怖いのではなくて飛んでいるのが怖いのです。

突然起きるわけではなく、引き金が何かわかっています。

確かに症状はよく似ているのですが、いまいちピンときませんでした。

(もしかすると悪化するとパニック障害へとつながっていくのかもしれません。)

 

私は同じように悩んでいる人がいるかもしれない、だけどどうしたらいいのか分からない

という人が他にもいるかも知れないと思い、このことを書くことにしました。

 

次回は初めて恐怖を感じたきっかけと、病院を探した話を書くつもりです。

よければ読んでください。