どうも、ゼロヨンだよ。更新が遅れた理由は遊んでたからです。許してね
基本的な例だけど、中をポンして打4s。4pをチーして北切りした場面です。ここから拾える情報はどのくらいありますか?
これを見てピンズは基本的に通りそうと思った人は最低限の鳴き読みをしている人です
何故なら仮に69p待ちだとすると下の写真から4sを切った事になる
この事からくっつきテンパイが否定されて5667pからの58p待ちも同じ理由でなくなります
一応5566pからの47p待ちがあることや、愚形での待ちがあり得ることには注意してね
今回で言えば47pの両面と8pや9pのシャボ形以外は大体通ります。2pや3pのシャボは1pが早いから基本ないしね
次にもう一度最終手出しに注目してみましょう。これが北切りなので前に切られてる牌が絡む待ちも通しやすいです
例えば3mが早いから23mが残っている可能性は低いし、14mのような待ちはなさそうだよね
だから、下の写真みたいに大体58sか捨て牌に絡まない47mのような待ちになることが多いかな
ここが地味に大事なポイントでピンズが通ることは麻雀の基本を根拠に使ってるから読み間違いは少ない
でも、14m等の先切りの安全度はあくまで他者依存だから通るとまでは言えないんだよね
この辺りが個人的に読みの難しい所だと思うね
じゃあ、そろそろ例題から実践的な読みに入っていきます。今からある場面を見せるので、俺がそこで何を読んだのか是非考えてみてください
最後に下家が次巡手出しで3pを切り、その3pを鳴いて9pを切った場面となってます
さて色々考えた人が多いと思うけど、場面を見て読む意味がないと思った人もいたかもしれんね
自分はチャンス手でドラ表に赤があるから相手の鳴きは安いと見ていいし、相手の手を読んで降りることはまずないからね
だからここでは相手への安全度ではなく、視点を変えてあがるために思考をシフトします
自分の手を見るとマンズ部分は良形。索子は複合形で悪くないので、あがる為にネックになるのは57pの部分でしょう
特に赤5p含みなので外すことも出来ないこのカン6p受けがこの手の急所です
そう考えていた所にこの鳴きが入り内心ウハウハでした。このおかげで二人共6pを持っていないことが分かったからです
一つずついきます。対面は5pを34pで鳴き打7p、次巡に3pを45pで鳴き9pを切りました
6pが2枚あると仮定すると、456679の形から7pを切り3pチーで6pを頭にした事になるからあり得ないです。3枚持ちの場合も同様にない
1枚持ちの場合は細かくなるけど、344579pの形を基本に678p567p456pで残っているパターンを数も少ないので潰していきます
例えば678pだと344567789ここから5pをチーして7pです。この良形からの仕掛けや、切れている役牌から基本タンヤオ含みの仕掛けに見えるからこれは無いって消していくイメージ
下家は5→3の順で落としているタンヤオ含みの仕掛けだから、6p対子や暗刻はないとみる
3566pや35666pから5→3にはならないって意味だね。タンヤオ本線だから223566のようにピンズの下があっても5→3だと矛盾します
一枚持ちも456p567p678p56pで同じ様に考えて潰していく
まず56pは3556からの5→3切りになるから基本ない。
456p等は3455688p×××から8pポンして5pを切った時に×に入る形が無いかな。×が3枚で面子を構成してるならテンパイしてるし、それを36pノベタンにしてすぐ3pを切ることはないと思う
以上の理由から二人が6pを持っていないことがわかります。
もちろんこの読みを全て実践でしてるわけじゃない。時間が足りないしね
2枚持ち3枚持ちが両方ないことは放送中だったし一目見て分かったけど、対面の一枚持ちの読みは79p切りからピンズ残りはないって決めつけてた
一応後からザッと考えてこんなんどれも仕掛けんやろとは確認したけどね
下家も2枚持ちまではすぐ読んだけど、一枚持ちは軽く読んでないやろで一蹴した。その辺は感覚やね
今回のは変則的な読みだけど鳴き読みから相手の手牌にない牌を探ることは出来るから、鳴き読み→山読みのパターンは割と多く感じるかな
では、話を進めていきます。とりあえず6pが山にありそうなこと。特に二人ともピンズの受けが残ってないという情報がでかいです
6pを引けば場に出てくることが確定してるも同然だからね
そんな下手な両面よりあがれそうなカン6pと思ってたのにその6pを引いてきたのが下の画像やね
普通なら嬉しい6p引きも今回ばかりは36m残りでハァとため息。薄い両面で尚且つドラが出て行く形だしね
特に対面に対して6sは本線の一つにもなってます。ただ俺も仮にロン牌だったとしても無視して押す場面でしょう
でも、ドラのせいで親に満貫なんて刺さった日には泣けるので、せっかくした鳴き読みを活かす為に思考停止はせずに読みを展開していきます
下家の3フーロ目は直前の打3mのタイミング。だから、仮に6sが当たるとなると鳴く前は3445sや3457sの形があったことになる
これは35pのターツを落としていることからないと見ていい
カン4pのテンパイを取らずに中ぶくれからの良形変化を残す理由が打点が高いほどないからね
安い手に振るのは自分の手的に無視していい。6sのシャボ待ちも8sが早いので薄いとみる
次に対面は仕掛ける前の形がほぼ344579pとあること。その直前に7sを切っていることが分かってる
仮に6sシャボで当たる形なら
344579p667s,対子,面子の形から7sを切ったことになるのでかなり不自然です
対子の部分が両面ならあるかなって感じだね。ただし、その場合はドラの対子はあるけど頭なのでロン牌にはならないのが大きい。
以上の理由から対面に対してシャボ形の6sはケアしません。両面の36sは普通にあるけどね
だけど、ここまで読めればこちらのもの。赤も全部見えていて4566sも7sの早切りからない。この事からドラ6sで振っても2900止まりが確定やね
まとめましょう。下家に6sは通りそう。親には当たっても2900。自分の手はご存知の通り。つまりこのドラ
はい、余裕のプッシュです。実践でここまで読めるのは稀だけどね
ちなみにこの局は普通に流れました。さてさて次回の更新はいつになることやら……