どうも、直近20戦トップなしのゼロヨンです。
いやー、参りました。20戦どころか50戦で半分はラスを引いてまして2000ptはなくなったよ。


まあこれくらい




ただ辛い展開が続くと簡単なミスも増えるんだよね。その辺りはまだまだ甘いなと実感させられちゃうかな。


今日はそんなストレスを発散するために筆をとった感じです。要は単なる気まぐれなので更新頻度は今後も遅いので悪しからず。






場は東4局。点数状況もまだまだ平たいと言っていい場面でこの手格好。ここ最近のなかではかなりの好手牌だったけど、実践ではこの時ため息をついていた。






親の捨て牌がダブ東→からのドラの4m切り。そのため染め手等の変則手の可能性は少なく、かなり手が整っていると考えるべき。


分かりやすく言うと、親はすでに1シャンテン。大袈裟じゃなく次巡にはリーチがきてもおかしくないんだよね。まだ2巡目だけどその前提で動かなきゃならない。


本来なら素直に西を切りたい所だったけど、安全牌の候補は消せないから渋々2s切りで誤魔化す。






半ば諦めていると上家がカン2pを仕掛けてみせる。この半荘最大の見せ場が始まった。


すでに3巡目にして場は終盤戦。様々な思考が入り乱れるなか、何故かこの6pで手が止まる。


ターツもまだ整っておらず、タンヤオに持っていくのもドラ受けが苦しい手牌。面前で構えるのが打点面でも自然なうえに、親リーが控えてるこの状況間違いなくスルーに見えた。










数秒後、そこには6pを鳴く自分がいた。普段ならこんな6p鳴かないが、その判断に迷いはなかった。


鳴いたのには大きく分けて2つの理由がある。この場面は面前で手を作っても親リーの速さに勝てない以上、この鳴き判断は鳴かずに降りるか、鳴いてあがりをみるかの判断と言い換えていい。


親リーを考えると鳴かない方が優位に見えるけど、この場面上家の2pチーのせいで字牌を溜め込むことが出来なくなってるんだよね。


前回のブログでも述べたけど、速いリーチが想定出来ている時はその対抗馬を作るために、2フーロさせて鳴き手が押し得の状況を作ることが肝要になる。


詳しくは前回の「東発アシスト」という記事を読んでね。面倒だからリンクは貼りません。


鳴き手が上家であり、鳴き方が123pのチー。2フーロさせるそのためには手牌にある白や西を切らないといけない。


仮に字牌を切らずに抑えていたら、123pチーからみても役がなくてあがりは厳しくみえるし、リーチ後に字牌を切っても上家は鳴かない可能性が高い。


つまり、親のリーチが入った時点でその一人旅が濃厚になるよね。
生きている役牌は4種類だから、1/2で鳴かれるなら先に切る価値は充分って考えたってこと。


このままスルーしようが安全牌の候補がなくなる。これが鳴きを考えた一つ目の理由だね。


ただフーロ前後で安全度に大差がなくても、無駄に鳴いてしまうといたずらに危険になるのでそれは避けたい。


確かに6pをチーした手牌は不自由に見えるけど、ここで発想を逆転させる。そもそも速いリーチが怖いのは安全牌が少ないからだ。


もし、この次巡に親からリーチがきたなら、上家は1鳴きで降りるにしても生牌の役牌から切るだろうか。


いや、持っているなら確実に通っている安全牌から切るはず…………つまり、ドラの4mが合わせられる可能性が極めて高い状況ってこと。


これが鳴いた2つ目の理由で、速いリーチほど他家の切る牌は予測しやすいんだよ。そして、その切られる牌は高確率で4mになる。


従ってこの手は鳴いた時点で実質3900の1シャンテンとみることが出来る。


上家に2フーロさせた後そのまま押してくれても良し。降りてドラを鳴かせてくれても良し。
この鳴きは将来ドラの4mが切られるそんな状況に対応するための鳴きってこと。


元々字牌も持てずに鳴かせにいく方針だから、4mを鳴ける状況を作ることに意味があると感じたかな。





数巡後、白西は鳴かれなかったもののなんとかリーチ前に(実質)テンパイを入れた。


しかし、親の手出しも多くすでにダマテン気配。それでも準備が出来たので親のリーチを待っていると










打ってるときマジでこんな感じになりました。色々考えてて正直対面を全然みてなかったですね笑


当然上家からドラが出ることはなく、全てが水の泡になったよ。そもそもドラを持ってすらなかったしね。


それでも、考えられる未来に対応するのは大事だし、想定通りに進むとめちゃくちゃ楽しいからこれからもそれを楽しんでいきたいかな。


ちなみに、結果はリーチ者へ親が放銃して横移動になりました。じゃあまた次回会いましょう