ども、ゼロヨンです。更新が遅くなってすいません。構想は固まっていたのですが全然書く気になりませんでした。

先日永世七冠を達成した羽生さんも小学生の頃絵を書く授業で残り10分になるまで、何も描かずに構想を練ってから一気に仕上げたといいます。それと全く同じですね(全然違います)

さて、今回のテーマですがズバリ放銃しない方法!これを話していきます。難しく考えずに単純にいきましょう。結論から言うと放銃しない方法は2つあります。

当たり牌を切らない
相手がテンパイしていない
この2つです。

当たり牌を切らなければ当然放銃しませんし、相手がテンパイしていなければ何を切っても放銃することはあり得ません。

今の話を聴いてがっかりしたかもしれないけど当たり前の事を確認するのが大切。じゃあ、これをもう少し言い換えて放銃しない方法を考えてみる。

・待ちが分かる
・テンパイじゃないと分かる

これが出来れば放銃しないわけです。言い換えたおかげでやるべき事がはっきりしました。

ただこの2つって机上の空論だよね。これが出来ないから麻雀は難しいし誰しも放銃しちゃうわけです。

でも、ある条件を満たせば比較的容易くその2つを出来るようになる。それが相手が鳴くこと。つまり、鳴き読みというわけです。

前置きが長くなったけど今回は2つ目のテンパイタイミングに焦点を当てて話すことにするよ。


下家に注目してください。4pカンが入った直後に53pと手だしで捨てた場面になってます。おそらくカンが入ってカン4pが枯れたからターツを崩して53pを捨てたと考えられるよね。

これほど分かりやすいノーテンもないけど、何故下家はノーテンなのかを少し言語化してみましょう。



視点を下家に移しました。巡目を1巡戻して5p切りした局面になっています。

手牌を見ればわかるけど5pを切ったから当然3pが不要牌になってるよね。これはターツ全般に言えることで、12mから1mを切れば2mは不要牌になるし、88pから8pを切れば8pがもちろん不要牌になる

つまり
ターツから1枚切ると、もう1枚の牌が不要牌になる
と言えるわけだ。

これをさらに言い換えると
ターツ落とし=手牌に1枚不要牌を作ること
って定義出来る。この辺りの事は俺のブログのスペースを意識しろ!って記事で詳しく書いてるから気になる人は読んでね

https://ameblo.jp/lapd044/entry-12238862157.html

不要牌って言うとピンと来ないかもしれないけど、手牌に一枚だけ浮いてる西って言えば分かりやすいかな。つまり、テンパイしてないってことだよね。

長くなったからまとめるよ。ターツ落としをすれば手牌に不要牌が出来る。従って、
ターツ落としが入った瞬間はテンパイしてないことが分かる!!


ただ100%って訳じゃない。ターツ落としが分かるのは3pを切ってから。もしここで4mを引かれていればテンパイなわけだし、5p切りの時に引いたのは58mだろうけど7s引きならこの時点ですら3p単騎になる

それでも、瞬間で有効牌を引く可能性は低いから充分使える読みだと思う。この間にツモ切りとかが入れば複合形(2335p等)もあり得るし有効牌と入れ換えた可能性もぐーんと上がるんだけどね。そういう細かい注意が必要だからここからは例題を交えて説明しようか


これは上家が東を鳴いて8sを切った所ですが、連続したターツ落としだからノーテン!とはなりません。何故なら9sを切ったのは鳴く前だからです。

ここ結構重要です。ターツを落として不要牌を作ったけど、鳴いて東という有効牌をツモったのと何ら代わりはないわけですね

面前からの仕掛けなのでテンパイと断言までは出来ませんが、ドラターツを外してるのでテンパイしててもおかしくないし要警戒でしょう。2フーロ目で鳴きの間にターツ落としが入ればまずテンパイと読んでいいです。

まとめると
鳴きを挟んだターツ落としはかなり速く、2フーロ目以降はテンパイ濃厚と言えると思います



例外は染め手とかかな。鳴き手のターツ落としは大体1シャンテンなので2フーロ目からはテンパイとしてます。詳しくは俺のブログを(略


じゃあ、最後の例です。發鳴き打2p。南鳴き打6mです。21pのターツ落としが入っていますが染めてる可能性もあるので速さは微妙な所。染めていなければ見えている打点は1000点なのでとりあえずは様子見といった感じ



そこに4mが手出しされました。64mのターツ落としですが、染め手の必要牌や安全度も高い東西が間にツモ切られているので4mは関連牌で残っていた可能性が高い。

21p落としから見ても速度は充分。ここはテンパイと読みます


しかし、次巡も4mが切られたのを見て頭を回します。前巡4mが東西より切られるのが遅かったのは4mが対子だったから。そして、その4mを対子落としした。対子落としなのでタンコロもあり得ない

下家はノーテン濃厚というわけです

いかがだったでしょうか?基本的なノーテン読みの進行としては、ノーテン濃厚というより1シャンテン濃厚と読んでいるので、一度でも手出しが入ればテンパイと読むことが多いです。

相手がノーテンなら無限ゼンツ出来るノーテンプッシュ打法を是非お使いください。ネーミングは酒に酔ったテンションで決めました棒

次回は鳴き手への実践での自分の対応と先日少し話題になってた鳴き読みに少々触れる予定です。では次回でお会いしましょう( -∀・)