よく鳴いてる手への降りるタイミングがわからないという話を聞きます。

確かに多くの人は鳴いてるから安いだろって軽視しちゃうと思う。

それに降りのタイミングを教えるのも難しいから中々上手くならなかったりするんだよね。

それは俺も例に漏れてなくてね笑

自分なりの降りるタイミングっていうのはあるし、それを多少言葉には出来るんだけど

言葉にしても伝わりにくいと思うし、今回は割愛させてもらおうかな

その代わりじゃないけど、鳴き手への違和感を感じる大切さ。

そこを今回は語らせてもらうことにします。



対面の鳴いたタイミングは9m切りしたところ。

対面の捨て牌を見て何か違和感はあるかな?

散々このブログで言ってるけど、違和感を感じないと思考出来ないからね

違和感を感じるために情報を拾う癖をつけましょう。

今回は北切りの後に手出しで1sを切っていることがポイント。

456pとチーしているのに、安全度の高い北より1sを残している……これが違和感になります

手から出てきたということは、言い換えれば切られている牌よりその牌の価値が高かったということだからね

麻雀は自分にとって価値の低い牌から切るゲーム。

そういう視点で捉えれば北より1sの方が価値が高かったわけです。

しかし、安全度はどう見ても北のほうが上でしょう。

そうなると1sが後から出てきた理由は、1sを手牌に使用することが出来たから。

これ以外ありません。

そして、1sが使えたということは役牌が手にあること。

さらに場を見ると生きている役牌からそれが東だと分かります。



結果は流局でしたが、ダブ東があるので5800くらいあってもおかしくない。そう考えると降りる判断はしやすいと思います

ただ東は一枚切られているので普通だと中々ダブ東があるとは考えにくいです。

だから違和感を感じることが大切になるというわけだね



ちなみに、ここから2sを切らずに7sを切ったのも下の7sを鳴いてないからって理由から。

そんな親警戒がメインの局でした。



では、次の問題にいきます。

これは南ポン打7p。そして、2mポンして7mを切ったところです

ちなみに下の人は自分のブログを読んでくれています。ありがたい話です笑

さて、自分の手はダブ東が鳴ければ楽しみになる手でしたが、この鳴きを見て戦慄しました

今回の注目ポイントは2mポンの前に1mを切っていることです

前述したように麻雀は自分にとって価値の低い牌から切るゲーム。

それなのに122mから先に1mを離しているのはかなり違和感があります。

少なくとも後から出てきた7mは関連牌ですし、122から1切りしていることからもうテンパイしている可能性も高いです。



そのためこの東はスルーです。

打点があるとはいえこんなバラバラな手からテンパイ気配相手に放銃するリスクは負えませんからね

何故親のダブ東をスルーしなくてはならないのか。悲しい世界です



そんな風に降り気味に打っていたら思いの外手が整ってきました。

ドラ絡みのホンイツ……下が2mポンから手出しがないことを考えると中々押したい手です

しかし、7m周りに牌があることを踏まえると、6mが通っているとはいえ9mはかなり切りにくい牌。

トイトイで当たればテンパネして5200は覚悟しないといけないですしね

つまり、ダブ東をスルーしたこの手で危険牌を切ってまで押すことはNGとみます



そんな感じで降りるわけですが、下の打点は想像より高い12000。

正直ここまで高いとは思ってなかったから助かったよね

それでも、本当は下に対して押したかった。

1の早切りさえなければ2フーロくらいで日和る手じゃないしね

今回は手の早さを教えてくれたから対応したけど、その判断は分かってても難しいかもしれないね

さて、今回はここまでです。

こんな風に違和感を感じて生かせれば放銃は自ずと減っていくと思います。

それを実践で活かすのは難しいかもしれないけど、前も言ったように違和感だけでも感じれるようにしましょう

0→100にするのではなく、0→20にする努力これが大切です

じゃあ、また次回!