はい、お待たせ!ゼロヨンだよ。そう言ってもわからない方もいると思うので、簡単に自己紹介だけさせて頂きます。

一応このブログは麻雀ブログという形にするつもりだけど、作者の雀力は簡単に言うと天鳳で八段になるくらい。

見る方が早いね。こんな感じ。



最初にかましておこうとサンマの成績も載せたけど、今は八段の降段戦で止めてるよ。そこでモチベ下がった笑

一応他にも八段垢1つと六段垢が1つある。端的に言えば鉄強かな。そう呼んでもいいよ?

実はゼロヨン結構な自信家です。現に九段には普通になれると思ってるし、十段も多少運が良ければなれるとさえ思ってる。

ただ天鳳位は厳しいね。流石にあのレベルには現状敵わないと思ってる。ここで現状と使うところが自信家たる所以だけど笑

まあ、口だけなのも恥ずかしいのでさっさと九段になるために7月から鬼打ちしようと思ってたけど、シャドバなるスマホゲームに嵌ってしまい全く打つことなく一月過ぎてしまった。

そのせいで最近は錆びついた腕をサブ垢で打って勘を取り戻してる感じかな。

今回はちょうど昨日打ったし、そのサブ垢で気になった場面を抜粋していこうかなと思います。

早速だけど、成績を見て分かる通りゼロヨンは極端に放銃率が低いです。

放銃率が一桁になる事もままあるね。ニコニコ動画でも「放銃率一桁で鳳南実況」というタイトルで動画をあげてるから、良かったらそっちも見てね。

ただ正直なところこれを自慢する気は全くない。放銃率が低い=強いというわけでもないし、自分の特徴程度に捉えてる。

まあ、逆に言えば俺が語れる部分でもあるから、今回はそこに焦点を当てて話していくことにするよ。



場は東2局。一巡目から下家仕掛けて2フーロしてきたところね。こういう時に俺が気をつける点は2つ。自分の手の良さと下の動向を見ること。

当たり前のことだけど、これが出来てない人は多少なりともいる。仕掛けに対していつ降りたら分からないという意見をよく聞くけど、配牌を見た時にある程度最終形をイメージしとくのが大事。

満貫テンパイと安手のシャンテンじゃ押し引きが違うのは当然。それと同じように安手や遅い手になりそうな配牌が後々良い配牌と同じだけ押せるはずがないんだよね。

それをあらかじめ考えておけば、そろそろ降りだろうなって感覚が段々分かってくるはず。

それで二つ目の下家の動向を見るだけど、鳴いたら手出しツモ切りは全部チェック。これを徹底したいね。俺もやってるし一応面前でもある程度は覚えてるから慣れれば皆出来る技術だと思う。

例えばエイクさんっていう鳴き読みで有名な方がいるんだけど、鳴き読みとかは感覚じゃなくて読みだから言っちゃえば誰にでも出来る技術だと思うのね。

もちろんそれを実戦でやるから凄いし、俺も尊敬してるんだけど絶対に出来ないわけじゃない。

こう言ってもいやいやそんなん出来んわとか、そんなことに神経使うなら他に使うわとか思うかもだけどね。

じゃあ、何故出来ないかを考えるとやっぱり時間の配分が問題になってくる。

麻雀が限られた時間で行う以上与えられる時間は皆同じ。それなら、どこを削るかというと自分の手にかける時間になる。

要は何がくれば何を切るって言うのをあらかじめ決めておく。そのために配牌で最終形をイメージしておくこと。これが大事だよね。




こんなイメージ。俺も配牌にこれくらいは時間かけて同じ感じで打ってる。そうすれば徐々に他家に使う時間が増えてくると思う。

まあいきなり言われても難しいと思うから、まず何かを鳴いた後捨てた牌。これを絶対に覚えるようにする。余裕が出てきたら2フーロした後の手出しは全部覚える。それも慣れたら鳴いた後の手出しは全部チェックみたいにレベルを上げていこう。

0→100は無理でも0→20にする努力は大事だからね。諦めなければ必ず出来るようになる。

なんか上から語ってるけど良いのかな笑

正直麻雀語ると上からになりやすいから難しいんだよね。まあ進めよか笑



ここで8mをツモ。素直に行けば2mだろうけど話はそう単純じゃない。下がドラも構わず捨てていることから本線はピンズのホンイツ。

そうなると、7mを残して縦に重なったとしても高いピンズ待ちか愚形の索子待ちに後々なりやすい。その上打点も低い最終形が予想出来る

こう考えて567の三色は残して7m切りかと思ったけど、実戦では巡目も早いし手なりの曲げを優先して2mを切った

正直正着は7m切りだったかもしれない。その理由は後述するねー



場は進んで2m切りの直後に6mツモ、そして7sをツモしたところ。ドラ引きでのタンピン移行もあるので9s切りも悪くはない。ただ俺の選択はツモ切り一択

何故なら1pが切れないから。1pが切れないならタンピン移行はない。だから7sツモ切りって結論。



ここで場を見て疑問に思った人は凄い。じゃあなんで9pを前巡に切ってんの?

こういう疑問。確かに9pを切るなら1pも切れるんじゃねこの考えは自然だと思う

じゃあ、ここで切れない理由を説明していこう

下が今と同じようにピンズのホンイツで仕掛けていて、自分の手が同じようにピンズの受けが残ったシャンテンだったとするね。

その時嬉しい手の形を順に並べてみて


1.67pと667sが残ったシャンテン
2.579pと67sが残ったシャンテン
3.12pと667sが残ったシャンテン


どうかな?123とそのまま並べる人が大半かもしれないけど、俺はこれを132と並べるかな

3にあって2ないメリット。それはピンズを切らなくて済むということ。

579という形は自他ともに認める優等生。6がくれば9を、8がくれば5を切れば面子を作るから有能と言えるよね。


でも、それを逆に言えばテンパイ時には危険なピンズを必ず切らなきゃいけないってことだよ。

これはホンイツに限らずに言えることで、こうなったら危険だけど曲げという場面は多々存在する。それは押す。振っても仕方ない

それでも、その場面にしなければならかったかは別だよね

今回の例だと579p667sと仮に前巡あったならこの時点で5pを切るくらいの気持ちで良いと思う。5pを切る気なら尚更早めに切った方が良い。

たまに勘違いしている人がいるけど、579の5切りと667からの6切り。受け入れ枚数に限れば枚数は全く同じだからね。

愚形になりやすいのがデメリットだけどね。先切りの筋引っ掛けをどの程度の愚形と見るかは別だし、知らなかった人は覚えておいて損はないかな。

だから、危険な部分を先に処理して安全なところは残すこと。これを意識してれば放銃率は勝手に下がると思う。

5じゃなくて9切って変化見たりはしない。そもそも後でピンズを切りたくないから579から5を切るわけだからね。そうなったら降り安定です。

そう無理なら降りればいいわけやね。二兎を追って一兎も得ないのは嫌ですからね

ここで9pを切って1pを切りたくない理由に戻るけど、9pは仮に鳴かれてもピンズが浮いてないから戦える。

でも、1pが鳴かれると浮いてるもう一枚の1pが切れないからね。しかも変化見て後々切るってことは1枚目でロンの可能性も出てくるし、そもそも変化いらないかなって結論です

9pが鳴かれるのはまあオッケー。手の形が悪いわけでもないし、親被りされるわけでもないので

手の形が悪いなら絞り推奨だけどね。ロンの可能性は考えません。こんなのロンされないから。

どういうこと?って思うかもだけど、鳴き手のホンイツは染めてる色が捨てられるか、3フーロされるまでは基本的にノーテンと読みます

あくまで大まかな目安だけど、体感8割はこれだけで振りません。もちろん事故は起こるから過信は出来ない。ただそれはそもそも鳴かれても良いと思っている手で切ってるからそんなに痛手じゃないかな

下手な手で押さなきゃだいぶ使える押し引きの目安だと思うよ



さて、長くなってきたからなるべく巻きでいきます

この6mツモ、ここで3秒くらい長考した。結局無理せず安全な3mを切ったけど、本音は6mを切りたかったね




その理由がこれ、5mチー。これに反応する人どのくらいいるんだろ。是非がわからんからね

この場面に限れば8sがポンされて安いテンパイになりそうな上に、リーチも打たざるを得なくなりそうだから鳴ける手にする方が結構良いと思うけどね

シャンテンの時点で面前だと安いのに高い手相手にリーチ打つ手になるとイメージ出来てれば、リーチを打たないようにするこの鳴きは自然だよね

3mを残したかったのは2mも鳴けるから。後述すると言った7m切りが良いと思ったのも、打点じゃなくてこの鳴き三色を残すためなんだよね。



運よく5pも鳴けて8m切り。1p切って58mノベタンでのタンヤオは当然1pが切れないので見ない。後は場面の通りそのまま6sロンでした。

あがれたのは結果論だけど、放銃しないように立ち回ったことは自分の意志だし、それで5mチー出来たのも良かった局だったね。

5mチーに気づいた俺すげーじゃなくて、5mチーをしようと思った根幹にあるリーチを打ちたくない意識。そのためにあらかじめ最終形を意識することが大事なこと

この辺りを見直すと放銃率下がるんじゃないかなーと思います。

長くなったから一局だけで終わるけど、最後に一言だけ言わせてもらうね

繰り言だけど放銃率低くても強いわけじゃない。俺も別に数字に拘らずに差し込みとか普通にするし押す場面は押すしね。

そういう意味でゼンツも大事だと思ってる。
それでも、自分の補える範囲で放銃減らせるなら減らしていくのも大事だと思ってるから皆で実力放銃率0%を目指していこう笑


はい、これで終わりまーす。ブログ作ってすぐ書いたから疲れたよ笑


今回は文章量多くなったけど、また気が向いたらコンパクトに書くんで良かったら読んでくださると嬉しいっす!


じゃあまた次回があれば!笑