こんばんは。
よしだあきこです。
今年、春に着付けを習い
着物の魅力にすっかりはまった私
夏は浴衣を着るくらいで
着物に触れる機会が減ってしまったので
先日大山で開催されていた、きもの市へ
行ってきました。
このイベント、もう何年も開催されていたようですが
それまで「きもの」にシフトしていなかったので
全く知りませんでした
人って意識していないと
ほんと自分のアンテナにひっかからないのよね
でもって、一人で乗り込んだのですが
会場に着いた途端、感じた・・・あの違和感(笑)
ご年配の方が数名、帯などを見ていました
と、私の後からついてくる、スタッフ約1名、Tさん。(名札をみた)
そこそこイケメンの彼は、私と目が合うと、すかさず言いました。
「何をお探しですか
」
「特にこれってないのですが、まぁ、いわゆるひやかしです」
「・・・。大爆笑」
あはは、私ったら、素直すぎ
そして敢えてこう言いました。
「購入する気は全くないのですが、きものや帯が好きなので
見に来ました」
と。
すると彼は、小気味いい関西弁で
いいスタンスで私の後をついてきて
展示してある着物や、帯について丁寧に説明してくれました。
正直、私が気に入った帯などはなかったのですが
やっぱり、きものや帯の色をみていると
心がなんつーか、とてもわくわくする自分がいました
少しすると、Tさんが言いました。
「この中で気に入った帯はどれですか
」
「敢えて言うなら、これですかねー」
なんて言いながら帯を数本選ぶ私。
えぇ、購入する気はないですよ。
「この帯は僕が仕入れてきて、思い入れのあるものなんです。
是非、お手元へ・・・ごにょごにょ」
はい、さり気にスタートした営業。
なんだーかんだーと2時間近く口説かれました。
が、以前の私ならまぁちょっとふらふらしちゃいそうでしたが
今回は全くそれはなく、Tさんも根負け。
「お姉さんに持って帰ってもらいたかったのになぁ~
」
と言い残して、その場から離れていきました。
(お姉さんじゃないし。→そこはつっこまなくていいね)
とまぁ、2時間も彼は頑張ってくれたんだけど
そしてお値段も驚くくらい下がりまくって・・・
ありえないお値段だったのですが
ただただ、私がそれを心の底から欲しいと思わなかったので
手をだしませんでした。
手元に置いておくものは
やっぱり、心底惚れたものがいいよね
彼の営業トークも素晴らしかったけど(笑)
私もなかなか骨のあるやつだなと、自画自賛