普段何気なく通り過ぎている場所が
なぜそうなっているのかを知ったとしたら
そこは突然とても愛おしい場所になる。
ふとそんなことを考えた
セラピストのよしだあきこです。
我が家は徒歩圏内だと最寄りは都営三田線沿線なのですが
自転車を利用すると東武東上線の常盤台駅も利用可能です。
その常盤台駅の改札手前に、「まことの牌」という牌が
立っています。
板橋に移り住んで6年目なのですが
この「まことの碑」気にしたことはありませんでした。
こちらは宮本さんという警察官の方の慰霊碑だそうです。
当時、自殺をしようとしていた女性を助けようとした宮本さんは
電車にはねられて重体となり翌日、亡くなったそうです。
絵本やドラマにもなったそうですが
私自身は全く知りませんでした。
今回この「まことの碑」を知るきっかけとなったのは
長女の公開授業で行った「道徳」なんです
それぞれが「宮本さんへの思い」「いのちとは」を
考えるきっかけの題材としてとりあげられたようでした。
参観していた親たちも、考えさせられる時間でした
長女はこの春、5年生になります。
ここにきて、お友達同士の関係も低学年k時代とは
一味違った感じになってきたようです。
もちろん、親子関係も、変化があります。
乳幼児の密着から、すこしずつ手を離れていく、離していく時期。
でも必ず見守られているという安心感。
今後も手探りながら、親子でまた一歩前へ進む春が
やってきますね