昨年度、長女の通う小学校で「図書ボランティア」を1年間務めました
何をやるのかというと・・・
2つの仕事があります。(といってもボランティアですけどね)
一つは図書室の本の整理。
各分野ごとに本が整理されているので、おうちがまちがっていないか確認をし
迷子の本はしっかりおうちまで届けてあげるのが役目。
そしてもう一つは、年に3回やってくる「読書週間」に合わせて
各クラスを選んで読み聞かせをするというもの。
基本的にはボランティアをやる人の好きな本で構わないのですが
低学年はまだ絵本的な短編ものがいいかとか
高学年になったら長編でもいいか・・・など、成長に応じてこちらも
色々考えて本を読みます
で、先日読み聞かせを担当した学年は4年生だったので・・・
私は「詩」を読むことにしました。
何の詩かというと・・・これ
『最後だとわかっていたなら』
目を閉じてきいてもらいました。
途中ですすり泣き?(風邪気味?)のような子も数人いたのですが
読み終わって特に感想をきく時間もなくばたばたと帰宅したのですが・・・
その後、感想文が手元に届きました
『いつもの何気ないことを大切にしていきたいと思いました』
『明日が必ず来るわけではないということを知りました』
『ふつうのことがふつうではないんだなと思いました』
10歳の子供たちにもしっかり伝わるものですね
あ、少数意見でしたが「声がよかった」なんてお褒めのお言葉まで
そして、感想文を頂いたのが震災後だったのもあり、
私自身、皆さんの書いた感想に感動しちゃったんだよね
今も読み返しています。
明日は誰にも約束されたものではなく
今を大事にしないといけない・・・
何かがあろうがなかろうが、いつも胸の奥にしまっておきたい言葉のひとつなのです
今日は満月色々な意味でたくさんの祈りをしたいと思います