さてさて、先週、先々週に引き続き、今週もヤクザ犬から更生の道を目指すAJ君のトレーニングをリポートします。

お姉ちゃんのお家についてから興奮が収まるまで、車から出してもらえず、おうちにも入れてもらえず、ようやく落ち着いてもリーシュをはずしてもらえず、OKのコマンドが出るまでひたすらがまんのAJ。
どちらがリーダーでどちらがフォロワーか、明確にAJがわかるまでリーシュははずしてもらえないのです。
そして、ダイニングテーブルの上に乗って、食べ物を勝手に食べる問題行動をどうやって直すかが今日の課題なのです。

まずは、おとりのトリートをテーブルの上に乗っけてみると。。。ワン太のおうちでは絶対上らない椅子の上にさっさと上るではないですか!?
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AJ!!!と、怒ると、う~っつ!!とうなって、ガンヅケしてきたのです!ショックー!!!
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話には聞いていたけど、ホントにうなるAJを見て、大ショックのワン太が下ろそうとすると。。。なんと吠えて噛み付こうとしたのです。ガーン!!!
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AJよ!お前もか!じゃ、ないけど、飼い犬に噛まれるってこういう事!?って、大ショックのワン太を横目に、あくまでクールなサーシャ先生曰く、”こういう時は、怒らず、まず、椅子やテーブルから”OFF"と、低い声でコマンドを出し、トリートでつって意識をそらす”とのこと。
ショックから抜けきれないワン太を尻目に、サーシャ先生の言う事を聞くAJに、悔しいやら悲しいやらで放心状態のワン太であります。
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そんなわけで、基本、悪い事をした時は叱らず、トリートなどで注意をそらし、悪い事をするより、言う事を聞いた方が良い事があると思わせる事で、だんだんと解決するそうですが、ホントにこんなことで更生するのかAJ? 母は悲しい。。。

その他、クレートを使ってのトレーニングでは、しばらく一緒に寝ない、とか、お留守番の時はケージを使うなど、AJだけでなくワン太にとっても試練の日々が続くのです。
そして、これらのトレーニングから約2週間経った今、結果から言うと、確かにサーシャ先生の行ったとおり、かなりコントロールしやすくなったのです。
犬に問題行動がある時の、ほぼ全ての原因は飼い主にあるそうです。
深く反省。。。
まだまだ未熟なAJとワン太でありますが、これからも日々精進して、ベストパートナーとなるよう頑張りたいと思う2010年の暮れでした。

一連のトレーニングは、サーシャ先生の愛犬オセロの前でも怖がらずにお利口にしてられるか。で終わりました。やっぱりサーシャ先生の言う事は良く聞くんだな~。これが。
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