
第8回目になりました。今日は3クォーター通った地獄の専門学校も無事卒業して、もう後はアメリカに行くのを待つだけという状態の日本でのラスト3ヵ月間のお話を少し。
専門学校時代Businessの授業を取ったことがありました。それまで「英語を」学んでいた僕が初めて「英語で」学んだ教科です。やはり最初は相当きつかったんですが、その時は知っていく楽しさというか、学びたいっていうモチベーションが高くて、宿題やディスカッションだらけで相当疲れてたけど実は結構楽しんでたのを覚えてます。
学校を卒業し勉強から解放されて飲み狂っていたある日のこと。笑 その時のインストラクターから「サイドビジネスとして新宿でビジネスマン向けのイングリッシュスクールを起業をしたいので手伝えないか」と誘われたのです。
大学からの許可ももらい、ビザも取っていて、本当にぽっかり空いた3ヵ月間だったので丁度いいと思いその話を受けました。インストラクターはアメリカ人で英語の勉強にもなると思ったので。
これもバンドの時のようにゼロからのスタート。二人でミーティングを重ねて少しずつ作り上げていきました。
会社のロゴとウェブページを作成。そのインストラクターは基本的に日本語はできないので僕はその翻訳。日本人からしたら相当うさんくさいアメリカ式のうたい文句をどう日本人に受け入れられやすくするか…相当悩んだのを覚えてます。
次は新宿にバーチャルオフィスを借りて住所を確保。会社のイメージ作りってやつですね。レッスンをオフィスですることがなくてもそこが住所という事実を作ることでハイエンドのイメージを作るとか。完全に「ビジネスマン専用」というイメージを作るため「スクール」という言葉を使わないとか。値段設定も相当悩みました。
次が宣伝。新宿駅、オフィスのあるビル内、新聞などに広告を打ちました。新宿を物凄い勢いで歩いていく人を観察してどこらへんの人がターゲットになるかをシュミレーションして場所を決めました。アルバイトを雇ってティッシュとポストーカードの配布もしました。それぞれの広告には別々のメールアドレスを掲載して、届くメールの場所によってどの宣伝が効果的なのかとかも検証してみたり。
もう本当にめっちゃ楽しいゲームでした。笑 いやまあその時俺は全然資本出してなかったからかもしれませんが。笑 でも本当に色々学べました。広告が全然効かなかったり、発注ミスがあったりと失敗も色々あったんですが、その瞬間にそれを受け止め、ポジティブにすぐ切り替えるそのインストラクターは本当アメリカ人だなーなんて感心しました。
今でもそのインストラクターは個人レッスンとか、頼まれた会社に直接出向いてグループレッスンしたりとかで結構稼いでるらしいです。笑
この時「ビジネス」っていう分野は僕に向いてるなと改めて思いました。今までなんとなくだったのが確信に変わったというか。もう一つ興味を持てることができたことは本当に嬉しく。アイディアも出てくるし、本当に楽しんでいた事実に自分でもビックリしましたが。
これを音楽と組み合わせて何かできたらなーと色々思いをめぐらしながらアメリカ出発への日々は刻々と近づいていたのでした。
Stability or Possibility
音楽プロデューサーを目指しLAを舞台に日々奮闘する一人の日本人学生のリアルタイム成長記録
プロフィール
名前: 大和
性別: 男
年齢: 20
出身: 東京
職業: 学生(Citrus College / Audio Recording Technology & Business Major)
特徴: テンパです。なで肩です。背高いです。
レコーディングエンジニア
コンポーザー
アレンジャー
イベントオーガナイザー
ライブサウンドエンジニア
お仕事募集中です。一緒に働かせて下さい。一緒に成長させて下さい。
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