~2020年3月27日(金) in 富山~
6Fにあるグラス・アート・ガーデンへ行ってみました。
ここには現代ガラスアートの巨匠 デイル・チフーリ氏の
作品が展示されていました。
デイルチフーリ氏は、アメリカのガラス作家。
現代ガラス工芸の第一人者で、
アメリカで初めて「人間国宝」に選定されたアーティストです。
廊下の天井に吊るされた3色のシャンデリア。
作品名<シャンデリア>
こちらの作品は<トヤマ・リーズ>
大きな剣山みたい。
<トヤマ・ペルシャン・シーリング』>
<トヤマ・フロート>
<トヤマ・ミルフィオリ>
暫し…幻想的な世界の中へ…
こんな素晴らしい作品を作るデイル・チフーリ氏…
35歳の時にイングランド滞在中に交通事故に巻き込まれ、
フロントガラスで顔面がひどく損傷し、
左目を失明すると共に右足が不自由になったり…
更にその3年後、ボディサーフィン中の事故で肩を脱臼させ、
吹きパイプを持つことができなくなり、
それ以降、自ら作品を制作することができなくなり、
自身はディレクターに徹して、
細工は他の人に依頼するようになったそうです。
そうした苦難を乗り越え、1992年には米国初の人間国宝
(National Living Treasure )に選ばれたそうです。
すごいねー。
2006年のインタビューでは…
「私はいったん身を引き、見ていることとした」と言い、
多くの視点から作品を見ることができ、
より速く問題を予想することができたと話し、
自分の役割を「ダンサーではなく振付師、
選手ではなく監督、俳優ではなくディレクター」と言ったんだとか。
素晴らしい~。
こちらは館内にあるカフェ。
「麩」で有名な不室屋さんのカフェです。
ミュージアムショップ
楽しかったー。
美術館は一人がいいかも。
誰にも気を使わず…
自分のペースで見てまわれるから。
この後は…
息子ちゃんと合流して…ランチです。