2011年秋 京都への旅 2
京都のお寺は16時くらいに閉まってしまうことが多いです。
遠いお寺に行くにはあまり時間がない、と思い
近くの大徳寺に行ってみることにしました。
(何年か前にすでに行ったことはあるのですが、
彼は初めてなようだったのと、大徳寺にはいくつも塔頭があり、
以前は一つしか見て回れなかったと記憶していたので・・・)
最初に行った大仙院は、写真撮影禁止。
枯山水の庭園には白砂のお山が二つあり、なかなか見ごたえがあったと思うのですが、
いかんせん写真がないのでうろ覚え・・・ 
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次に、以前も訪れたことのある 瑞峯院 (ずいほういん) へ。
ここには、有名な作庭家の重森三玲によるお庭があります。
蓬莱山式庭園、 独坐庭。
限りなく静かな佇まいに秘められた、打ち寄せる荒波。
二度目でも、やっぱり感動します。
茶室へ向かう道。
この入り海を模した苔と白砂が織りなす模様が、モダンにも見えてしまう不思議。
いいものは廃れない。
方丈の裏手にある小さなこちらは、閑眠庭。
何気なく配されているようにみえる石ですが、
実は十字架を表しています。
このお寺を創建した人がキリシタン大名だったそうで、
万民の霊を弔っているのだそう。
ついつい見入ってしまう、白砂の模様。
すこし枯れ始めている苔が、きれいなグラデーション。
雨が降る(というか台風接近中)、と言われていたのですが
かろうじてお天気を保っていて、気持ちのいい気候。
しばしのんびりしました。
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お寺を出ると、時刻は16時半。
晩御飯にはまだ時間があるので、
買い物に行きますか~。

3へつづく





