2011 フランスへの旅 8. オンフルール
5日目。
8時くらいには起きたかな?
窓の外は、くら~い曇り空・・・
とりあえず、朝ごはん朝ごはん
私は、旅の朝食が大好きです。
いつもと違う空気の中で食べる朝ごはんは、なんだか特別。
豪華なものでなくてもすごくおいしく感じてしまいます。
メルキュールの朝食ビュッフェはわりと種類も豊富で、
パンにスクランブルエッグにハムにパンケーキ、シリアルにヨーグルト・・・
あ~しあわせ
朝からもりもり食べてしまいました。
さて、今日はまず、オンフルールに向かいます。
ドーヴィルから約1時間ほどで、あっという間に到着。
オンフルール Honfleur は、
ノルマンディーの小さなかわいらしい港町です。
有名なのは、この旧港付近の風景。
おそらく写真でみるよりも、もっとこじんまりとしています。
多くの印象派の画家たちが描いたことでも知られています。
連休中の土曜ということもあってか、
かなりの観光客でにぎわっていました。
なぜか、港なのにメリーゴーランド 笑
キティちゃんの帽子を姉妹でかぶっているかわいらしい女の子。
・・・はっ
後ろにみえるのは・・・
ブタさん・・・!?
しかもちょっとこわいし!
がおーーーー
恒例となってきました、
おもしろメリーゴーランドシリーズ
こんな、歴史を感じさせる建物がたくさん。
昔から変わらない港の風景。
この窓にある鉄の柵(?)よく見かけました。
痛そう・・・
オンフルールの代表的な建築物の一つ、
サント・カトリーヌ教会 Eglise Sante.-Catherine 。
木造の教会としてはフランスで最大規模だそうです。
船大工によって作られたこちらの教会の内部は、
船底のような天井だそう・・・
内部見学は有料だったので、入りませんでした
この教会周りの広場では、マルシェがたっていておおにぎわい!
まっすぐ歩けないほどの人でした。
(人物抜きの写真がない~ 泣)
彼はここではちみつを買ってました。
私もお土産用に、ゲランド塩のフルール・ド・セルを購入。
他には彼のご両親用に、シードルを。
こういうマルシェでは、お店の人との交流が楽しいです。
ノルマンディーの紋章は、二匹のライオン。
よく見るとかわらしい顔をしています 笑
J'IRAI REVOIR MA NORMANDIE と書いてありますね。
私のノルマンディーにまた帰ってきます! というような意味。
うんうん、また来たい!
小さなオンフルールを、ぐるっとお散歩。
こんな小道がたくさんあります。
きれいな藤色のブティック。
よく見ると、上の方の鉢植えのお花も紫。
あ~この色彩にやられてしまう・・・
こんなドア一つでも、たまらなくステキなのです。
ドア窓の細工の美しさ。
あら、こんなところにサティのレジデンスが。
今では博物館(?)になっているサティの生家とはまた別だとは思いますが・・・
オンフルールは、作曲家のエリック・サティが生まれ、少年期を過ごした場所です。
普通の道を歩いているだけで楽しい、
すてきな街。
ニャ?
シードルやカルヴァドスが飲めるお店もたくさんありました。
トゥルーヴィルやドーヴィルと比べるとずっと小さく、
古い街並みがそのまま残っているような歴史を感じさせる街。
次に行く場所があるのでそんなにのんびりはできませんでしたが、
旧港を臨むカフェなんかでゆっくり時間を過ごすのもいいと思います。
一泊できたら朝の港もいいだろうなあ~
お土産屋さんで塩バターキャラメル飴を買ったり
ミロの展示をしていたギャラリーに寄ってみたり
「Alors, c'est bon? Honfleur?」
(オンフルールはもういい?)
「うい~」
いよいよこの旅の最終目的地、
エトルタに向けて出発です!
エトルタに向かう途中に通る、
有名な橋をご紹介。
みえてきました~
ノルマンディー橋 Pont Normandie です。
1995年に7年の工事期間ののち完成したこの橋は、
南側のオンフルールと、北側のル・アーヴルを結んでいます。
この橋ができる前は、ル・アーヴルまで行くのに3倍くらい時間がかかっていたそう。
そしてできた当初、世界最長記録を誇っていたこの橋、
4年後には、なんと日本の橋に記録を破られてしまいます。
でもその日本の橋(瀬戸内海にかかる多々羅橋)とこの橋は姉妹橋で、
しかもその多々羅橋の記録も、今現在は中国の橋にぬりかえられているという・・・
意外と、橋の長さって熾烈な戦いが繰り広げられているんですね
特に橋マニアなわけでもなんでもないのですが、
やっぱり大きい橋を渡るというのはテンションあがります
さっき買ったレモン飴をなめながら、
エトルタまでのドライブを楽しみます。
9へつづく