2010-2011 パリ・ブリュッセルへの旅 7
さて、初めて入るパレ・ド・トーキョー Palais de Tokyo。
1937年のパリ万博の際に建てられたこちらは、
現在コンテンポラリーアートの展示スペースとなっています。
こんなかんじ。
まあるい照明が印象的なレストラン、Tokyo Eat。
館内のショップには、日本発のものもたくさん。
アサヒスーパードライ
(よく見たら、JAPAN'S NO.1 BEERってかいてある)
どーもくん。
(なぜか電飾でデコレーション)
他にも鬼太郎や、奈良美智さんのグッズなどが置いてありました。
異国の地で、自国の文化が紹介されているのは
なんともうれしいものです
そういえばここで、彼のお友達とばったり遭遇。
この日は昼間にも、13区で他のお友達と偶然会ったんですよね~。
パリはやっぱり小さいのだろうか。
彼のお友達と会うと、たいていビズのあいさつをするのですが、
日本人のことを知っている人だと
「おっと、日本人だからビズはだめかな??」
と遠慮してくれることがあります。
確かに、初対面でいきなりほほを寄せ合うなんてこと、
日本じゃないですもんね~
私も、さすがに「ちゅっ」という音を出したりはできないんですが 笑
外国の方との交流に慣れるにつれ、
ビズにもさほど抵抗はなくなりました。
というか日本人でも、その文化さえ理解すれば、
みんな喜んでするんじゃないかな~??なんて思うのですが、どうなんだろう。
あいさつひとつとっても、
文化の違いっておもしろいです。
さて。
すっかり暗くなったパリ。
今回の旅の目的、パリの冬のイルミネーション
を見に行くべく、気温マイナスの寒い中、ひたすらてくてく歩きます。
そしてたどりついたのが・・・
がーいせーんもーん
1月のパリに来たのは初めてではないのですが、
今まで見逃していたシャンゼリゼのイルミネーション
キラキラ、きらきら。
きれいです
(木々のイルミネーションは、上から下へしずくが流れ落ちるように見えるしかけがしてあります)
ランセルのウィンドーは、BB。
まだまだノエルの雰囲気です。
そしてシャンゼリゼの写真撮影といえば、
やはりここから。
あああ
ほんとはも~っときれいなんですけど・・・
私の古いデジカメと写真の腕ではこれが精一杯・・・
横断歩道の真ん中で(中央分離帯みたいなとこ)
ばしばし撮りまくる他の観光客のみなさんと一緒に
ブレと戦いながら撮影。
(このとき彼は、近くのアディダスみてくるわ~といなくなってました)
反対側のコンコルド広場の観覧車は、
ここからだと遠すぎて撮影不可能・・・(ほんと、ズームが終わってるんです、あたしのカメラ)
しょうがないのでぐるりと動画をとっていたら、
うしろのお兄さんが手をふってくれました 笑
ふたたび歩いていくと、見えてきたのはマルシェ・ド・ノエル。
通り沿いに、かなりの数の小屋が続いていました。
ブリュッセルからずっとマルシェ・ド・ノエルを見てきたので
今回はここは素通り。
さすがに、シャンゼリゼのメリーゴーランドはおうまさんよね・・・笑
途中にあるエリゼ宮(サルコジさん官邸)も、素敵なライトアップ。
そして着きました~コンコルド広場!
この時点で、けっこうな距離を寒い中歩いてきたため疲れが出始めていた私。
(たぶん彼も)
でも、今日しかないのです。
見たい場所がまだあるんです。
光の木々がぐるりと飾られた ヴァンドーム広場 Place Vendome。
そしてギャラリー・ラファイエット Galeries Lafayette。
(あっ FAがきえてる!)
子供たちがはりつくショーウィンドウのテーマは、
なんとミュージカル
「雨に唄えば」
(後ろの字は、「雪に踊れば」になってます)
「マンマ・ミーア!」
そして大好きな 「シェルブールの雨傘」
(これだけいっぱい写真とっちゃいました~)
写真のブレ具合からもおわかりいただけるかと思いますが、
これらのウィンドーたちは、ほとんど音楽つき&機械仕掛けで人形が動きます。
パリのちびっ子たちの、欠かせないノエルのお楽しみなんでしょうね~
おとなりプランタンは、もう少しおとなしめだったかな。
マリー・アントワネット??かしらん
かわいらしいココ・シャネル。
やっと、見たい場所をすべて見終わったころにはすでに21時前。
つーかーれーたー・・・
昼間のフォーの後、何も食べていなかったので、
おなかもすいてました。
この際なんでもいいやと
彼行きつけのオペラあたりのおうどんやさんに向かいましたが
お休み・・・
(元旦だったからかな)
あきらめて、帰ることに。
再びバスに乗り、18区に戻ります。
今日に限って手袋を忘れていた彼の手は氷のようでした・・・
なのに疲労と寒さで自分のことで精一杯だった私。
しゃべる気力も失われ無口になってしまい・・・
帰ってからも、わざわざごはんを炊いてくれ
即席晩ごはんを作ってくれた彼に対して
部屋の中でコートとマフラーにくるまり動けず・・・
(彼の部屋には暖房がない )
そんな私にきれることなく接してくれた彼のやさしさに感謝・・・
あっという間に明日は帰る日。
ゆたんぽ(笑)であったまったふとんの中で
最後の夜、
ぐっすりねむりました・・・・
8へつづく