2010-2011 パリ・ブリュッセルへの旅 6 | ラヴィデミコ

2010-2011 パリ・ブリュッセルへの旅 6



3日目。



丸一日パリにいられる最初で最後の日。






・・・なんだけど、

やっぱりなかなか起きれずごろごろ。

結局動き出したのはお昼過ぎモグラ





ボンヌママンのプチ・ブール(サブレ?ビスケット?みたいなお菓子)と

ミルクたっぷりの紅茶と

レオニダスのショコラを食べながら決めた今日の行先は。





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ハイ、 フランス国立図書館 bibliotheque nationale de France です。



去年の夏に引き続き来てしまいました。


目的はこちら。




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レイモン・ドゥパルドン Raymond Depardon のエクスポジション、


"La France フランス"






この写真家さん、実は知らなかったのですが・・・


フランス各地を独自の視点で切り取ったモダンな風景写真の数々は

色彩の鮮やかさや、選ばれたモチーフに含まれるユーモアに

フランスらしいエスプリを感じさせるものばかりでした。



規模は小さめですが日曜ということもあってわりと混んでいました。

料金も5ユーロだったし、時間のない旅行者にもちょうどいいサイズ感です。




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この日は比較的お天気がよく、青空もちらり。



ビル風寒かったけど・・・・






雪







さて、

お昼をまだ食べていないわたしたち。




実は出てくる前にグルメ本を見て、B.N.Fに来る前に目指したベトナム料理屋さんがあったのですが、

お店の前は長蛇の列・・・・



じゃー先にエクスポジション観て、それからまたきてみるか~



と時間をおいて再び行ってみたのですが



もう15時近いのにまだまだ長蛇の列・・・・・・・






ドクロ







おなかのすいていた私たちに並ぶという選択肢はなく、

あっさりあきらめて近くにあった他のベトナム料理屋さんに行きました 得意げ


13区は、チャイナタウンがあったりして、アジア系のレストランが多くあるのです。



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注文したのは、もちろんフォードキドキ



彼はベトナム風生春巻きみたいなラビオリを注文して

「イメージと違う!」とぶつぶつ言ってましたが・・・笑


具もたっぷりでおいしかったです ニコニコ

今や日本でコンビニでも買えるフォーですが、ちゃんとレストランで食べるのは久々でした。



Le Bambou  ル・バンブー

70 rue baudricourt 75013 Paris





隣の席との間隔が異常に狭い店内。


偶然隣り合わせた、年配のご夫婦と話し始めた彼。


アジア圏への旅行経験も豊富なお二人、

マダムの方はフランスにホームステイしに来る外国人のためのアレンジメントを

お仕事として活動していらっしゃるようでした。


せっかくの出会い、いろいろとお話したいとは思うものの

やっぱりフランス語の壁が大きすぎ・・・しょぼん

かろうじて何について話しているかはわかっても、

そこに口を挟んで自分の考えを発するまでの余裕はまったくなし。


私が日本人なので、日本についても話したりしていて

「えっ、いや、そうじゃないよ!」

と思うことがあっても、

相手を納得させるような議論は到底できないため

言われるがまま・・・




くやしいなあ・・・・ダウン





夏に来た時も感じた悔しさ、ふたたび。





お店を出た後、彼にくやしい気持ちを話して、

でもやっぱり語学力アップのためには、フランスに住むしかないよね、

とあっさり結論。




今までフランスに住んだのは、学生のときの夏休みの短期留学、1か月のみ。

そのときに「外国語を話す」抵抗感がだいぶ薄れたのは大きな収穫でしたが、

その後はひたすら独学で一進一退、

彼と出会ってからはフランスがより身近になって生のフランス語に触れる機会も増えたとはいえ、

やはりある程度の限界を感じてしまいます。


もちろん、フランスに住んだからって急にペラペラになれるわけじゃないのもわかってますが。

やっぱり現地に住むっていうのは大きいですよね。







はあ・・・DASH!







と、若干へこみぎみになりながらも、

せっかくのお休みなんだし、とりあえずは今を楽しまなきゃ!と、

乗り込んだのはバス



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実は、バス初体験キラキラな私 ニコニコ



景色も見えるし、メトロよりバスが好き!って話もよく聞いていたのですが

いまいち乗り方がわからず、なんとなく使わずにいました。



「今日はバスでパリをまわろう!

emiko、日本に帰ってパリで何したかって聞かれたら、

パリでバスに乗りましたって言えるね!」

と彼。



観光バスでなく、路線バスに乗っているだけで楽しめる街、パリ。

よく考えたらすごいことです。




乗り方はとってもカンタンでした。



ただ、乗るだけ 



バスの前方、真ん中、二つのドアどちらからでも乗れて

乗り口にある刻印機に切符(メトロと共通)を入れる、もしくはナヴィゴをかざせばOK。


この刻印機に切符を入れたかどうかとか、そういうチェックはないに等しいので

(電車とおなじですね)

満員で刻印機に近づけず、そのまま降車、というのもまかりとおる雰囲気。

上の画像にもある一文、


「Je monte, Je valide (乗ったら、払います 的な意味)」


の意味がよくわかるシステム 笑

日本じゃこんな標語、ありえませんよね~


まあ、検察係が乗り込んでくることもあるようなので、

観光客はちゃんと払った方が安全です。









そして着いたのは、ザ・中心地。



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サン・ミッシェル広場 Place Saint-Michel  です。



あ~パリだなあ



と改めて実感する風景。





実はちゃんと目的地があってバスに乗っていたのですが、

そこに向かうバスのバス停が見当たらず、しばしこのあたりをうろうろ・・・



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まだまだノエルな雰囲気の街。



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そろそろイルミネーションがきれいな時間になってきました夜の街



やっとバス停を見つけ、乗車。

空が深い群青色に染まる中、

きらきらと輝くバトー・ムーシュ乗り場を横目にみつつ、

エッフェル塔も見えてきたところで下車。


目的地である市立近代美術館へ向かいます。




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市立近代美術館/パレ・ド・トーキョー横から見えるエッフェル塔 ラブラブ



けっこう近距離で見えて、穴場です。




このとき市立近代美術館でやっていたのは、バスキア展

私はそもそも、彼がこっちにも来ようとしていたことがあまりわかっておらず

(時間的にむりだろうと思ってた)

全く時間を気にしていなかったため、

行ってみたら案の定、入場はしめきられていました。


ほんと計画性ないな~ にひひ




気をとり直して、

おとなりの パレ・ド・トーキョー Plais de Tokyo に入ってみることに。








またも長くなってきたので

7につづきます。