6/3-4に名古屋栄地区で開催されたサーキットイベントにTeleが出演したので、その時の感想をブログに記すことにする。一人のファンの率直な感想を記したつもりです。ライブに行った人は思い出せるような、行っていない人は想像で楽しめるようなそんな記事になっていたらいいなと思う。また、自分の記憶はあいまいなので連番相手をはじめ、終演後に話したことを参考にさせていただいた。また、MCなどの情報は完全ではないことにご留意いただきたい。
概要
SAKAE SP-RING 2023
@愛知県名古屋市 DIAMOND HALL
w/ わっし~(@W_M7130), S舞LE(@Mai1110rock), きみ(@kimimaro_hr), ネコミ(@Furugi_neko)
セットリスト
1. ロックスター
2. 私小説
3. バースデイ
4. comedy
5. 花瓶
6. 鯨の子
7. ことほぎ
サポートメンバー
Gt. Kotaro
Ba. Ryosuke Korenaga
Dr. Ippei Sawamura
Key. Daiki Okuno
本編
このライブを語るうえで無視できないのは、台風2号の影響による大雨がもたらした大規模な交通障害だろう。東海道新幹線の東京⇔名古屋間は午前中ずっと動かず、高速道路も通行止めが相次いでいた。Teleの演者も例外ではなく、Instagramにて新幹線で移動する様子が投稿され、開催されるか不安であったが、その心配は杞憂であった。
リハーサルを終え、喜多朗がステージ上にて「ここまで来るのは、すごく大変でした。名古屋駅の方が人がごった返していて、ついさっきギリギリにつきました。そんな中でもたくさんの人が来てくれてありがとうございます。」みたいなことを言っていた。本当にTeleが到着できて良かったし、開催されて感無量だったし、熱気ではここダイヤモンドホールは名古屋駅の人混みに負けないぞと、その開演前の喜多朗の挨拶で観衆は一つになった気がする。天才か。リハーサルで観客からの声援がいつもより多く、名古屋という地のすばらしさを感じ、本編がより楽しみになっていった。
あと、鯨の子マイクなし直接聞けたの最高だし、めっちゃテンション高い喜多朗の「あ〜ああああ〜」みたいな発声練習が聞こえてくるのも最高(本当に伝える力なくてごめんなさい)。リハーサルから見れるタイプのライブって、アーティストを近くから見れる気がして大好きなんだな。
スタートの合図は電気が消えて音声が流れる、というな流れはどんな時の気分を高揚させるもので、今回も例外なく始まりの合図は心臓の鼓動のアクセルだった。セトリはアラバキ以降同じものであったが、やはりそれぞれの曲の持つ表情が毎回違うことに気付かされるので、今回も自分が感じた表情について書き散らそうと思う。
1曲目のロックスターからアクセル全開だった。イントロでいきなり「最前列から最後列まで、今日は盛り上がっていこう」という煽ってくるのは新鮮だった。リハーサルから高かった会場のボルテージは更に上がっているのをひしひしと感じた。特にラストのサビは体を揺らしながら楽しそうに歌っていて、この曲は本当に"1曲目映え"するいい曲だなと思った。次こそは喜多朗にロックスターダンスして欲しいな、という筆者の欲望はあるが。
次の私小説は、最近個人的にこの曲がアツいので、本当に楽しみにしていた。「歳を経て女優に化けてく友を思い出して泣いていた」っていう歌詞は本当に名作中の名作だと思う。さて、曲について語りすぎると日が昇ってしまうので、別に記事を書くとして、ライブに話を戻すと、「あなたに良く似た人を私〜」のところので喜多朗がパン、パンパンっていう手拍子(これ文章表現できねえ)で煽っていて、個人的にはそのリズムで手拍子したいな〜って思っていたので嬉しかった。さて、名物と化したアウトロのジャンプの煽りは今日も安定にカッコよかった。様子はTikTokに上がっているので是非是非見ていただきたい。「外があんなに晴れているのにみんながこんなテンションじゃ僕つまんなくなっちゃったな。全員で飛ぶんだよ!!」って言っていた。この煽りに感化されて、観客みんながジャンプしてる姿を見た喜多朗がすっっっっっっっっごく楽しそうな笑顔でギターを掻き鳴らしていて、その笑顔とギターの音色に感化されて客席のボルテージのリミッターが解除されて行く姿は本当にライブの醍醐味だし、自分がTeleのライブに通い続ける理由なんだと思う。
この時点でセトリはこれまでのライブと一緒だと思った僕たちは、ここで若干の静寂を挟んで次に「バースデイ」をやるだろうと確信した。開催された6/3の前々日に当たる6/1が喜多朗の誕生日だったのでここで「誕生日おめでとう」ってみんなで叫んだの最高だったな。そしてMCで「私ごとですが、おととい誕生日をむかえました。今日6月3日という数字自体には何の意味もないけど、意味を持たせられるような、そんなライブにしたいと思います。」と言っていた。この文章すごく良くて、最近バースデイ前に「今日というを宝だと思えるように」、という趣旨のMCをしてくれていて、「本当に、どのライブも唯一無二で、全部が違う輝き方をしている宝石のようだよ」って思った。その元から素晴らしい宝石を磨くのは、自分自身でライブを全力で楽しむことで達成されると思うので、全力で楽しもう、って思った。バースデイのアウトロの楽器隊紹介はドラムのアレンジがめっちゃ好きだった。一旦静かになってそこからドラムのリズムに合わせてどんどん盛り上がって行く感じ最高。僕の見るライブでは初めてベースが森夏彦さんではなくて、Vérandaとかロックスターの音源のベースを担当しているKorenagaさんだった。毎回違う編成で聞けるのもライブの醍醐味だね。最高。
次のcomedyで「one! two! one! two! three! four!!」って叫ぶの本当に念願だったからマジで出来て良かった。本当にこの曲は自分の中ではTeleで一番盛り上がる曲でたくさんノリノリになれたのが楽しかった。みんなで「悪くない!!!!」って叫ぶのも最高だし、最後の追っかけを周りの限界オタクたちとできたの最高に楽しかったぜ。本当に、会場の熱気がすごくて汗がすごいことになっていた。でもこの浴びるように汗を掻くのが最高なんだなって思っている。
そして花瓶の最初の煽りは天才で、「外に聞こえるくらい、音源になるくらい、大きな声で歌うぞ!!」って言われて、もうライブ終わりに喉が枯れて無かったらダメだなってくらい、全力声で「たーったらったたらった」をやった。その声を聞いた喜多朗がステージ上を笑顔で右往左往するの最高だし、「全部嫌になった〜」「あ〜あ」の揃い方も最高だった。「湿気ったフレーク」のラップパートからの、割れたガラスの上を〜のファンの大合唱はいつでも痺れるね。
やべえ、鯨の子前MCの内容忘れちまった。観客から拍手が起きた時、拍手させてごめんね、みたいな照れ隠ししてたことを言ってたのだけ何と無く覚えてる。本心だよ勿論。だってステージにいる君は何よりも輝いているから。というのはおいておいて、喜多朗は鯨の子の落ちサビの言葉を本当に気に入ってるんだろうなってくらい毎回気持ちが入っていて、超絶聞き入る。この部分、静かだけど、心のうちに秘めた強い気持ちを全面に出すような歌い方で大好き。そしてラスサビ全部「歌える?」ってやって来て、こういう風に観客が元気だから歌わせてくるTele大好きだし、今日のお客さん声出てるって思われてるのかなあって嬉しい気分になる。
最後まで読んでくれてありがとう、相変わらずクソ長い記事だね。こんだけ書けるし、ここまで読めるくらいTeleは最高ってことで。ことほぎは本当に聞くたびに大好きな曲。やっぱりライブで毎回好きってなるのは最後の大合唱。マイク前で観客席を見ながら楽しそうにしている喜多朗と最後の大合唱は、ライブ終わりの象徴になっているから寂しい気もするけど、締めるのに最高だし、彼が大きなステージへと行くステップが見える気がする。だって、本当に輝いているし、いまより多くの人を絶対に虜にするから。メッセージ性も最高だし、軽快に盛り上がれるし、ラストを飾るのに最高だね。次のステージで会うために、今はバイバイ。