2023年ゴールデンウイーク、Teleの春フェスは怒涛の勢いで走り抜けて行った。その魅力を、勇姿を、僕の語彙力の許す限り記す。私の記憶だけでは不安なので、同行者の記憶とかツイートの助け借りる。連番してくれた人ありがとう。続編です。
第二弾:ビバラ編
VIVA LA ROCK 2023
@埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
連番:りと (@LovedyTele)
公式総括レポートと写真のリンク:
セットリスト
1. ロックスター
2. 私小説
3. バースデイ
4. comedy
5. 花瓶
6. 鯨の子
7. ことほぎ
サポートメンバー
Gt.庫太郎
Ba.森夏彦
Key.奥野大樹
Dr.澤村一平
本文
ビバラロックは、さいたまスーパーアリーナで行われる屋内フェス。メインのアリーナには、横並びに2つのステージが立ち、交互にパフォーマンスが行われた。Teleの出演したCAVE STAGEはアリーナ部分とは違う空間で行われてどちらかと言えばライブハウスの雰囲気に近いと言ったところか(caveって洞窟って意味らしい。確かにそんな感じだった)。このステージは次世代のアーティスト達が各々の魂を表現する、最高のステージだったと思う。
Teleの前にはmoon dropとThis is LASTのパフォーマンスがあった。moon dropの始まる1時間前くらいに行ったらかなりお客さんがいた。すぐにmoon dropのリハーサルが始まり、会場のボルテージが上がっていくと共に僕の魂にも火が灯った。フェスでの新しい出会いに感謝。
CAVE STAGEは規制がかかるほど混雑していており、アーティストが切り替わる度に、都会の満員電車のようなおしくらまんじゅう大会が開催されていた。我こそが前でアーティストを目にしたい気持ちのぶつかり合いは、何か心地よく感じる。でも、しんどいものはしんどい。スタッフさんも懸命に一歩下がるようにアナウンスしていた。
Teleの時の例外ではなく、すごい押し合いが開催された。そんな中リハーサルで出てきた喜多朗の一言に心打たれた。
「前の方の子がしんどそうだから、一歩下がってほしい。いい思い出にしてほしいから、みんな楽しみにしてきてるから楽しんで行ってほしい。でも苦しくなりたい人は苦しくしてくださいって宣言してね。」
思わず「優しい」って叫んだし、周りにいたTele以外を目当てにしてた人たち(筆者の感想です)も優しいって言ってた。笑いも取ってくるのは流石、ロックスター谷口喜多朗。リハーサルでスタッフさんやバンドメンバーと話してるのカッコいい。仲よさそうで本当に"仲間"って感じなんだろうなあって見てた。ちなみに、喜多朗は暑さを察したからか、半袖だった。
入場規制かかるほどの人気だったTeleのステージは圧巻だった。やっぱり、ロックスターのイントロがかかって、舞台袖から喜多朗が出てくる瞬間本当に好き。ここで、僕の魂は沸騰石が入っていても突沸するくらいに加熱された。2番の冒頭の歌い方がいつもと違った。この毎回違う感じがライブの素晴らしいところだね。冒頭から楽しそうに歌う喜多朗の姿をみて、自分もどんどん楽しくなって行った。実は友人が入場規制に引っかかってモニター見てたらしいけど、死ぬほど楽しそうな私がカメラに抜かれていたらしい。幸せだった。
私小説のジャンプは、どんな時でも最高だし全身全霊をかけて行きたい。この曲がライブの定番になっていくのは嬉しいし、実は自分の周りはTeleタオル持ってる人が少なかったんだけど、この辺で一体感が増したように思われた。アウトロ最高。あと歌詞飛んでたのも、ライブって感じで好きだし、飛んだ瞬間にファンで合唱が始まる、みたいになったら最高だねっていう妄想が膨らむ。今日のTeleも最高だよ。歌詞が飛んじゃう喜多朗も大好きだよ。
若者のすべての時と同じでここでMC。「何かが勝手に始まることはあるけれど、勝手には終わってくれない。この場所で、のしかかっているものを終わらせよう。(正直ちゃんと覚えてないけどこんなニュアンスのはず)」って言ってバースデイが始まった。いろんなアーティストが、声出しできなかった3年間について触れる中、Teleなりの表現でMCでコロナからの脱却について触れる。いろんなMCを聴いて、僕はTeleのことが本当に好きなんだなって実感した。だって、この言葉深いしカッコ良くないか??ピリオドを打たないと、文章は終わってくれない。Teleの歌詞には絶対句点か感嘆符か疑問符が付くし、ツイートも絶対そうしてる。この部分だけでもTeleの考えとかについて深く伝わってきた。今日を、行儀良いライブに終止符を打つ日にするため、声を枯らして、ジャンプして、全身全霊をかけようって思った。バースデイの楽器隊紹介本当にかっこよくて惚れる、ドラムの人初めてだったけど(だよね?)本当にカッコよかった。バースデイからcomedyへの流れは相変わらず会場のボルテージが上がっていくね。このcomedyに移っていく時の雰囲気本当に好き。
花瓶は、たーったらったらたらった、ってリミッターを解除して叫ぶの本当に楽しいし、会場の一体感すごかった。湿気ったフレーク〜のところで「ビバラもっといけるだろ〜〜〜〜〜〜!!」って言ってたの、ライブって感じで好き。めちゃくちゃ喜多朗が楽しそうだったのが感動した。ボルテージが最高潮で喜多朗もあついね〜ってボソッと一言。お前の音楽が一番あついよ。観客の盛り上がりが、会場の一体感が最高だよ。
ずっとテンションが高かった喜多朗は、次の鯨の子でも健在だった。落ちサビの感情の入り方は今この文章書きながら思い出して最高だったなって思ってるし、多分外の風が強すぎるだけ、のところで心臓が撃ち抜かれた気分だった。そのあと感情入りすぎてステージ踏み外しそうだったの、ドキっとしたけど、ファンとして会場が体現した感じで嬉しかった。最後のことほぎは本当に大好きな曲でライブで聴けて本当に嬉しかった。ワンマンで最後の拝啓、僕らきっと〜を大合唱する未来が本当に楽しみだ。
総じて、やっぱりTele大好きって感じだった。ビバラ自体かなり楽しかったから来年も出てほしいね。連番相手に、会場にいたみんなに、Teleに本当に感謝です。入場規制入るほど素晴らしかったね。入れなかった人にもいつか是非見てほしい。本当に素晴らしいから。