20代の頃の私は気が弱い方だったと思う。
職場が変わり、慣れない仕事で自信もなく、
仕事でもミスばかりしていた。
その職場は女性の割合の多いところだった。
その頃のお話。
まわりのほとんどの女性陣からは、
仕事ができない使えないやつ
だと思われていたと思う。
そんなある日、職場の飲み会があった。
みんな程よくお酒が入りはじめた時分に、
一人の気の強い年下の女性が私に絡んできた。
「もうちょっとちゃんと仕事やってくれよー」
「はい、すいません。」
「それにナヨナヨしすぎなんだよ。」
「そんなこと言われても…」
しばらくの時間、説教タイムが続いた。
「そんなんだからダメなんだよ!
男だったら私の胸くらい揉んでみろ!」
そんな啖呵を切られても、揉む勇気はなかった。
今更ながらではあるけど、揉んどけばよかった。
昔はおおらかな時代だった。