『明滅礼讃』写真にも映らないような弱くか細い光。 そこに意識を向けられている人は どのくらいいるだろう。 家では煌々とした光の許 テレビやスマホがある。 強い光や数多の情報の中では それらは決して目立たない。 初夏の暗闇の中で無数の光と遭遇する時 深淵なる宇宙と繋がっている感覚になる。 時はゆるやかに流れ、こころは満たされる。 これをこころ豊かと言わずして 何をこころ豊かと言おうか。