『となりのくみこちゃん』 | 『こころとからだと人と自然と。』

『こころとからだと人と自然と。』

人生5回も死ぬ目に遭えば、否が応でも強く、しなやかになる。
人生を楽しみながら歩く錦ちゃんのブログ。

こんばんは♪錦ちゃんです(‘-^*)/

今回は、ふと思い出したちょいと昔のお話。

僕が小学2年生の頃、隣の家にくみこちゃんという同級生がいた。

とてもお金持ちのお譲さんで、

白のワンピースがよく似合うかわいい子だった。

頭もよくて、運動もできて、泳ぐのがとても速かった。

性格も明るくて元気。

僕はくみこちゃんが好きだった。

 

そんな非の打ち所のないような彼女なのだけれど、

ちょっと意地悪な部分があって、

小2ながらに小悪魔的な片鱗が見え隠れしていた子だった。

くみこちゃんといると、やっちゃいけないとわかっていても、

いろんないたずらを一緒にやっていた。

罪悪感や背徳感を感じながらも、二人だけの秘密の時間が、

僕には魅力的で甘美で、とても特別なことのように感じていたと思う。

 

1学期が終わり、夏休みに入る時だった。

くみこちゃんが転校するということを、突然聞かされた。

そして最後のお別れが、夏休みの登校日だった。

僕はお別れするのが悲しくてつらくて、

とうとうその日学校へは行くことができなかった。

 

あれから四半世紀以上経つ。

神社から家まで続く真っ直ぐな道を、くみこちゃんと

初めて手をつないで歩いた帰り道をとても懐かしく思い出す。