先日国際交流イベントに誘われて参加させて頂いた。
今回はいろんな国のおもちゃやお守りなどを
みんなで作ろうというものだった。
子供から大人までアジアの国の人達や欧米の国の人達が
ひとところに会していた。
テーブルごとに作るものが分かれていて、
僕は中国結びに興味を持ったので、中国卓へついた。
中国結びは本当に難しく、大の大人でも一苦労のものだった。
僕もひものラインを間違えないように黙々とやってた時、
後ろから「日本人の方ですか?」と尋ねられた。
「はい、そうです。」と僕。
「いや~こういう場所に来ると、
誰が日本人で誰が外国の方なのかようわかりませんな。」
と言われた。
僕はこの言葉がしばらく頭から何故か離れなかった。
イベントが終わり、このことについて考えた。
僕は外国人向けの日本語教室のボランティアをたまにしている。
その時に僕も同じように思ったことがある。
日本語教室でも黙っていると、
誰が日本人で誰が外国人なのかわからないのだ。
しかし僕はそれでいいと思った。
ひとところにいて同じ目的を持っている者同士であれば、
国籍などあまり関係ないのではないだろうか?
国籍や人種の違いを気にしてもいいとは思うけれど、
物作りにはあまり関係がない。
偏見や差別、国の垣根を取り除くことは民間レベルでは
意外と簡単なのかもしれない。
たぶん国の垣根を取っ払い、純粋に人として交流することは
いいことだと思う。
しかし一つ問題が浮き上がった。
それでは私個人としての日本人としてのアイデンティティは
どこにあるのか?という問題である。
日本語をしゃべれるのがアイデンティティか?
否。
日本に来ている外国人は日本語をしゃべる。
カタコトの方もいらっしゃるが、日本人以上に流暢に話す人もいる。
それでは日本文化だ!と思ったが、文化とは何ぞや?と思った。
文化とは芸術や音楽、歴史や宗教観などであろう。
僕は日本文化を外国人にわかりやすく説明できるほど、
日本文化を知ってはいなかった。
いろんな意味で海外に触れるということはきっといいことだと思う。
