「あなたにとって奥さんとはどのような存在ですか?」
「空気ような存在かなぁ。」
よく耳にするような質問と答えです。
こう答える男性にとって『空気のような存在』とは
決して悪い意味で使っているのではないのでしょう。
あって当然のもの。
なくてはならないもの。
空気のように意識しなくてもいいもの。=気兼ねしなくていいもの。
だと僕は解釈しています。
空気を引き合いに出す気持ちはわかるのです。
僕自身はこの考え方に賛同するかというと、あまり賛同はしかねます。
そこからは大切だとか感謝の気持ちのニュアンスが
あまり伝わってこないからです。
大切なものだったら、「お金」もそうなんです。
しかもなくてはならないもの。
しかし「お金」は意識はします。
ここから見えてくるもの。
それは気を使わなくていいというニュアンスが
含まれているのではないかということです。
身内に気を使ってどうするという意見ももちろんあります。
ただ「大切な人・大事な人」という観点から見てみたいと思います。
「大切な人・大事な人」といる場合、どういう行動をとるでしょうか?
人ではなく「お客さん」に置き換えるともっとわかりやすいでしょう。
大切なお客さんには、気を使いますね?
粗相のないように、気分を害されないように、
楽しんでくれるように、喜んでくれるように・・・
気を使って、言葉を使い、行動する。
翻って奥さんは大切な人でしょうか?
僕にとっては大切な人なので、気を使っていきたいです。
大切にしようと思っていても、常にできるとは限りません。
常に気を使い続けることもできません。
いつも大切に思い、感謝できるようになるには
相当の時間と修練が必要でしょう。
20年かかるか、30年かかるか・・・
そういう長い時間をかけ努力した結果、
自然と相手を大切にしているということが
真の「空気のような」存在なのかもしれません。
