理想と現実 | 『こころとからだと人と自然と。』

『こころとからだと人と自然と。』

人生5回も死ぬ目に遭えば、否が応でも強く、しなやかになる。
人生を楽しみながら歩く錦ちゃんのブログ。

家族はかけがえのないものだ。







だから仲良く、思いやりを持って接するべきだ。







頭ではわかっているものの、







それが出来ているところは極稀だというのが正直なところだろう。







一見仲良くしている家族でも







何がしかの問題をはらんでいることが少なくない。







そして仕事が絡んでくると、さらに複雑さを増す。







自営業を親と一緒にしていて、







ちゃんと仲良く上手くやっているところを聞いたことがない。







だからそれぞれが悩みを抱えている。













先日番組で生命の中で起こる「細胞死」をやっていた。







日々細胞は死にそして新しく生まれてくる。







生命活動を行っていく上で、







常に生と死が同時進行で体の中で起こっている。







そしてそれはとても秩序立って行われているというのだ。







同じ生命体という箱舟の中での出来事だ。







それぞれの細胞が共に助け合い、共生していると思っていた。







しかし現実はどうやら違うらしい。







そこには共生ではなく、競争の原理が働いているという。







体の機能の一部という1つの椅子をめぐって、







細胞同士が競争しているというのだ。







当然力のあるものが勝つ。







なぜそういうことをする必要性があるのかというと、







必要なだけの細胞しか作られなかったとすると、







何がしかのミスやトラブルが起きた時に対処できないからだそうだ。







1つの生命体として生きていくためには、







その中では常に競争が行われていた。













この番組を見ていて、ふと思った。







家族間で問題が起こったり、







衝突があったりするのは競争の一部ではないか?







そして家族とは血を繋いでいくという関係だ。







とすればそれは大きな生命体ということが出来ないか?













自分たちの種を残していく上で、







世代交代は「細胞死」と似ているのかもしれない。







そう考えると、家族間のトラブルはむしろ生命体としては







ごく自然な成り行きではないだろうか?







もちろん「家族は仲良くあるべきだ。」という理想は大切だ。







ただ理想を追い求めているだけでは、あまりにもつらい。







『トラブルがあって当たり前』







というくらいのスタンスでちょうどいい気がする。



$未熟者でいいじゃないか