おはようございます、蒼です。
毎朝散歩しているコースにビンが割られていてガラス片が散乱していた。
数日間そこを通る度、
「何でこんなところでビンを割ったりするんだろう。
他人の迷惑を考えない人が多いよな。
小さな子供が怪我するかもしれないのに・・・」
と思っていた。
数日後、あることに気付いた。
「あっ!怪我するかもしれないんだったら、
自分がガラス片を片づければいいんだ!」
というわけで家からほうきとチリトリを持って掃除し始めた。
誰も見ていなくても自分が好きでやっているから苦にならない。
若い頃は自分が迷惑をかける方だったのに、おかしなものだ。
そういうことを思いながら作業していると、
道路の脇の塀の向こうから声がかかった。
塀の向こう側は民家だった。
ランニングを着たおじいさんが、
「サイダーでも飲みなさい。」
と塀の上にサイダーを1本置いた。
「ありがとうございます。それではお言葉に甘えていただきます。」
作業していた手を休め、ゆっくり海を見ながらサイダーを飲んだ。
サイダーを飲みながら、とても嬉しい気持ちになった。
サイダーを頂いたからじゃない。
おじいさんの気持ちが嬉しかった。
そして見てる人はちゃんと見てくれているんだなぁと思った。
飲み終えておじいさんにお礼を言った時、おじいさんも嬉しそうだった。
波の打ち寄せる音が心地良く、吹き抜ける風はとてもすがすがしかった。
