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中国から帰り、北海道に暮らしつつ、台湾とつながる生活。

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いざ、情報発信~!

札幌はほとんど損害を受けていないこともあってか、正直ここまでとは思わなかった。

時を追うごとに凄惨さをいや増していく大災害。


「壊滅的」という表現が何度も出てくる。

映画で見たことがあるような映像が繰り返される。


これが自然の力。

自然の、地球の力はあまりにも圧倒的だ。

人間は、小さい。


それでも、人間は強い。

少しでも大自然の咢から逃れようと、一つでも命を救おうと、今も大勢の人が必死で戦っている。

俺には何もできないけれど、

・・・がんばれ。


そしてまた。

人間は優しい。


大混乱に陥っている日本に対し、諸外国からは素早く見舞いの言葉と支援の要請が寄せられているという。

同盟国のアメリカや国連はもちろんのこと、昨今外交関係でぎくしゃくしている中国やロシア、韓国など。

ヨーロッパ各国、オーストラリア、台湾、そして先日同じく地震の被害を受けたニュージーランド。

その他、すでに50以上の国や地域から対日支援の申し込みが来ている。

もちろんそれは、今までに日本が各国への支援をしてきたことと、無関係ではない。

困っている人には、手を差し伸べる。

そんな当たり前のような善意を、やっぱりみんな持っているのだと。



アメリカや国連などの声明は、

「日米間の友情と同盟は揺るぎない。悲劇を克服する日本国民を支持していく」(アメリカ・オバマ大統領)

「米国の最も親密な友人であり同盟国の一つである日本の人々にわれわれの思いと祈りをささげる」(アメリカ・下院議長)

「アジア太平洋系米国人議員連盟」も「日本国民とすべての遺族に最大の誠意を込めて哀悼の意を表明する」(アメリカ・議員連盟)

「国連は日本国民の力になりたい。できる支援はすべて行う」(国連)


また、何かと話題に上ってきた中国のインターネット掲示板。

反日の急先鋒とも言われ続けているこの場でさえ。

「被災地の日本人民のために、祈っています」

「日本、がんばれ。災害には打ち勝つことはできる」

「天災の前には、団結と助け合いが王道だ」

「日本はがんばるはずだ。日本人はこんなことで泣かない」

「四川大地震の際に、日本は救援の手を差し伸べてくれた。災害に際して、(日本を嫌う)民族的情緒をいだくべきではない」


気が付いたら、涙が流れてた。


「援助が必要だったときに日本は私たちを支えてくれた。我々の心は日本国民とともにある」(ニュージーランド外相)


・・・日本人の一人として、心から感謝します。