20代の参戦 | 中華の足跡・改

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真駒内南小学校の敷地内に乗り込んだのは運動会の時だったが、校舎内にまで足を踏み入れたのは今日が初めてである。

日曜日。

参観日。

つまりは日曜参観。


4年生と6年生と、二クラス見なけりゃならないところだが、2時間目と3時間目、二つの時間帯が共に参観授業になっているので、問題なし。

よかったよかった。

ま、そこまでして授業参観したいかと言われると、さてどうなんだろうか。

少なくとも、一度は参加しておきたいイベントではある。


2時間目は、9時35分からの45分間。

まずはレイの方、6年1組に行ってみた。

思ったよりも、父兄の数が少ない。

後でわかったのだが、子供が一人だけの場合は3時間目を見に来る親が多いようだ。


少ないも何も、授業開始時点で、クラスに入った親は俺ともう一人だけ。

(ちなみに相方は、午後からのバザーの準備だとかで、参観はパス)

真ん中の方へどうぞ、と担任の先生が言うものだから、のこのこ後方中央まで行ったものの、もう一人の誰かのお母さんは控えめに出入り口付近にひっそりと陣取ったものだから、どうも俺一人が目立つことこの上ない。

なんだかいろんな視線を感じるような気がする。

とはいえ、所詮は相手は小学生。

なんということもないのだが。


科目は、図工。

「動かそう 夢のステージ」というタイトルである。

それぞれ、画用紙を好きなように切って組み合わせてあちこちピンで留めて、ちょこちょこと動かせるものを準備してあり、それを今日、壇上で芝居っぽく紹介するというものらしい。

小学校レベルだと、個々のセンスが思いっきり問われることになる。

ちゃんとできてる人と、グダグダな人との差が激しい。

きちんと作れているのに、発表がとことん苦手なせいで結局なんだかわからない人もいる。

で、レイはというと。

公平に見て、作った作品は悪くはないのだが、イマイチ面白みに欠ける。

おまけに発表がいやに早口だったものだから、あっさりと流れの中に埋没してしまったような印象である。

あれで本人は目立ちたがり屋の面があるんだが、もうちょいとセンスを磨かないとならんなぁ・・・。


さて3時間目は、ムウのクラス、4年1組へ。

今度は国語。

「同音異義語」の勉強である。

この時間は、親も多い。

教室の後ろに、ずらりと。


同音異義語。

たとえば、まず「とる」という言葉を取り上げる。

そして、先生がヒントのキーワードをいくつか出して、それに対して「どんなものをとるか」を答えさせる。

ヒントは例えば、「はっけよい」「ハイ、チーズ」「ハッピーバースデイ」「名前」などなど。

それぞれ、相撲・写真・年・出席、といった答えが出るわけだ。

ひとしきり授業を進めた後は、今度は先生がいくつかのお題となる動詞を出して、各班ごとにそのお題についてのヒントと答えを用意させる、というわけだ。

お題は、「でる」「かける」「きる」「あげる」などなど。

ときおりおもしろい回答もあって、「きる」に対しては「親子」のヒント・・・切るものは「縁」なんて答えも。

はてこの問題を作った生徒の親は、この場にいたんだろうか・・・。


ムウも2回ほどの発言があったが、間違いもなくとりあえずは一安心。

ふむ。

できるだけ客観的にクラスを眺めようと思ってはいたつもりだけど、やっぱり気になってしまうものらしい。

なんとなく、自分に苦笑。