シルクハットっぽく見えなくもない帽子と、なんだかわからない青い派手な上着を着て、Hさん登場。
格好はともかく、高いテンションが不可欠な役柄ではある。
そういうネタなんだから仕方ない。
以前は、「俺こんなのできるかなぁ・・・」とやや懐疑的だったHさんだが、当日が近づくにつれ徐々にテンションが高まってきたようで、もうすっかりやる気充分。
練習もしっかりつんだはずの、たいがー。
しかし、なんだろう。緊張のせいだろうか。
あっさり、噛んだ。
「女子がドキドキする・・・」
というべきところを、
「ドキがジョシジョシする・・・」
と、あっさり言い間違えた。
・・・ま、そこでも笑いはとれたし、その言い間違い自体をネタと思ってくれた人もいたようなので、まあよし。
ホンモノの「たいがー:りー」だと、DJセットのボタンを押すと、いろんなセリフが流れるようになっている。
今回は、アンプを用意して、それを押したらAD役として控えているKが隠れてマイクでセリフを言う、というスタイルにした。
で、その途中で、新郎にプロポーズの言葉を言わせるという仕掛けを突っ込んだ。
ADとして暗躍していたKの動きに気がつかなかった新婦は、けっこうビックリしていたようだった。
そしてあっという間のファイナル・チューン・・・つまりネタのラスト。
なのだが、乗ってきたたいがーは、「・・・食べるのをやめて、聞いてください」などと強気の発言。
さすがにそれはどうよ、という意見もあとで出てきたが・・・まあ流れの中だったから許容範囲ということで。
その、ファイナルチューン。
『大学の友人が結婚することになり、その結婚をどうやって祝おうか考えてたら、頭の中にこんなメロディーが浮かんできたのでした・・・』
とまあ、そんな感じのフリだ。
で、たいがーが
「Listen・・・!」
とDJセットのボタンを押すと、『マブダチ』の前奏が流れ始める。
・・・という流れ、だった。
ただ。
数日前に、急遽ここにもう一つ小ネタが追加された。
たいがーの「Listen・・・!」のあとに、会場の隅にいたムーディー(つまり俺)が、突然立ち上がって「チャラチャッチャッチャラッチャ~」と歌い始め、すかさずたいがーが「違う、お前じゃないから!どんだけ出たいんだよ!」とツッコミ。
ではあらためて、と、『マブダチ』を始める・・・と。
毒喰らわば皿まで――というとオオゲサだが、まあこの際笑いがとれるならなんでもいいや。
そのくらいの勢いがないと。
その場面でもなんとかウケを取って、そしていよいよラストの『マブダチ』だ。
前奏が、始まった。