いつも職場で聴いている、ラジオ。
その中のひとつのコーナーで、「ペリカンばくりっこしましょ」という、妙な名前のコーナーがある。
これは、リスナー間で物々交換をするコーナー。
スタート地点がどこだったのかわからないが、とにかく現在あるモノが提示されていて、それを欲しい人が申し込む。
で、当選した人が、その品物の代わりに、自分のところからまた何かモノを出す。
そしてそれを欲しい人たちがまた申し込み・・・という形で、延々続いている。
モノは、実に様々で、金券だったり米だったり自転車だったり家電製品だったり。
価格的には、だいたい2~3万円ほどのようだ。
そういう内容と、タイトルが、いまいち結びつかない。
何が「ペリカン」なのかは、すぐにわかった。
このコーナー、日本通運が提供していた。つまりは日通のペリカン便か。
きっと実際に交換した品物が動くときはこのペリカン便でも使ってるんだろう。
では、「ばくりっこしましょ」とは。
ばくりっことは、なんなのか。
ここが、悩みどころである。
始めのうちは、「ぱくりっこしましょ」と、聞こえた。
ぱくりっこ――盗み合い?
そんなバカな。
一体、「ばくる」とは、どういう意味なのか。
念のため広辞苑を引いてみても、載っていない。
そんな、どうでもいいといえばどうでもいい疑問があっさりと氷解したのは、つい先日のこと。
近所のスーパーで、4周年記念セールがあって、なんか安いのでもないかと顔を出し、お得な商品を買い込んでいた。
その中に、100%オレンジジュース(けっこう好きなのだ)があって。
そのパックの外側に、『知ってる!?北海道。普段着の言葉編』などという、プチコラムがあった。
なんとなく、それを見ていると。
あった。
「ばくる・・・交換する」
・・・そうだったのか。
ナゾは全て解けた。
なるほどそれで「ばくりっこしましょ」か。
――方言だったわけだ。そりゃわかるわけないや。
ちなみにそこにのっていたほかの言葉は、
「ごんぼほる・・・(ダダをこねる)」
「ボッコ・・・(棒)」
「おっちゃんこ・・・(すわる)」
――聞いたこともないぞ。
そして最後に、『普段、なにげなく使っている言葉が、なまらあったっしょ!』と。
・・・むう。
道産子への道は遠いな・・・。