W杯あれこれ | 中華の足跡・改

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日本中がある種の興奮に包まれた試合が終わり、一夜明けて。

やはり話題は昨夜の敗戦。

テレビ視聴率も平均で49%というから、さすがにたいしたものだ。


結果は、いまさら書くまでもないが、日本の敗北。

これを惜敗というか、惨敗というか、完敗というか。

その辺は個人個人の捉え方しだいだろうが。

試合内容やら敗因やらの分析は、あちこちで専門家がやっているので、そっちにまかせるとして。

素人目には、まあ負けるべくして負けたかな、と。

ツキはむしろ日本にあったような感じだったんだけど。

体格じゃ勝負にならない、個人技で上回ってるわけでもない、そんな日本がああもパスミスばっかりじゃねぇ・・・。

右サイドからのクロス精度の悪さも、やけに気になった・・・ベッカムがいればなぁ、なんて考えてしまったりもしたのだが。


まあそもそもが、それほど日本代表に入れ込んでいたわけじゃないので、そんなに悔しいというほどでもなく。

一次リーグ突破はおそらく不可能になったけど、後2試合、せいぜいいいところを見せてもらおうかな。


ふと、考えたが。

熱心なファンは数多いが、ワールドカップで日本が優勝できると本気で思ってる人は、きっと1%もいないだろう。

決勝戦までいけると思ってる人もまた、少ないはず。

ならば、ベスト4?それともベスト8?

・・・みんな、どこら辺を見据えて応援してるんだろうか。

やはり一次リーグ突破あたりだろうか。

たぶん最後までは勝ち続けられない、とわかっていながら、ここまで熱心に応援するというのも珍しいものかもしれない。


そんなことはまあいいとして。


4年に一度のワールドカップ・・・というからには、前回の日韓開催のときは、4年前だったわけだ。

ふん。

いろいろと鮮明に記憶が残っているんだがな。


――友達連中と優勝国予想で賭けをして。

俺は好きなスペインに賭けたんだけど、誤審で韓国に敗れ去った。


――そのころはまだ千葉にいたので、千葉で合宿をしていたアイルランドの公開練習を見に行って。

ミニゲームなどを間近で見て、やっぱりうまいなぁ、などと当たり前のことにやたら感心した。


――開幕戦のフランス-セネガル戦は、会社のテレビで見たな。

確かその日は、俺一人で残業だったので、仕事そっちのけで観戦。

優勝候補のフランス、まさかの敗戦。波乱の幕開けだった。


――平日の日中の日本戦の時は、会社の人もみんなでテレビ観戦。

たぶんあちこちの会社がそうだったようで、試合中は電話がピタリとやんだ。

中には、堂々と「これから試合見るんで、電話かけないでくださいね」と言ってきた客先も・・・。

――W杯前後は、ゲームの「ウィニングイレブン」が仲間内で大流行。

流れに乗せられて、俺も買ってしまった。

俺の家やら友達の家やら、場所を変えつつ大激戦が繰り広げられた。



・・・4年。

4年か。

時の流れは、こうも――・・・。