珍獣の代名詞 | 中華の足跡・改

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パンダという動物が珍獣と呼べるかどうかはまた別問題だが、珍しい動物であることには変わりない。基本的には人気を集めているということも。
むろんパンダの人気は珍しいからだけではないのだろうが・・・。

ま、この際パンダはどうでもいい。

今日は、読解の授業がなぜか散歩の授業に化けた。
天気もよくて気温も温かかったからちょうどよかったが。
一年ほど前に一人でたどったことがあるが、図書館の裏手から山に登り、そのまま学校の南側の植物園に降りて行くコース。大体1時間半くらいだったから、授業時間そのまんまだ。

植物園は今は梅が見ごろ。「霊峰探梅」といって、有名な場所なのだ。
公園内を散歩する人も多い。
なにしろこのところまた寒くなり(土曜朝は大雪!)、冬に逆戻りされたような感じだったのが、今日はまた綺麗に晴れ上がり、春が盛り返してきたようで気分もいいのだろう。

さて、そんな中に。
近くの高校から、ちょっとした課外授業のつもりだろうか、30人ほどの集団が植物園に来ていた。
話によると高校二年ということだが、その中の何人かの女の子が、俺ら留学生集団を見てなんかきゃーきゃーいいながらまとわりついてきた。
特に、アメリカ人やロシア人など、人目で外国人とわかる人が大人気。
どうやら外国人と接したことがない女の子たちには非常に新鮮にうつるらしい。さらにいえば、そんな外国人が中国語をしゃべるのも奇異に感じるようだ。
それで、写真を一緒にとってくれの、英語を教えてほしいの、電話番号を交換しようのと、実にかしましい。
この辺はもう日本も中国もありはしない、まさに若い女の子。
留学生ご一行、すっかり珍獣扱いでした、という、微笑ましい(?)お話。