敦煌は、甘粛省の河西走廊の最西端に位置し、面積は3万1200平方キロ、古代シルクロードに位置する有名な都市です。今からちょうど100年前、敦煌莫高窟(ばっこうくつ)で第17窟(蔵経洞)が発見され、4世紀から11世紀の仏教経典、古文書、刺繍、絹絵、楽器、仏具などの文化財およそ5万点が出土し、20世紀における文化史上最大の発見のひとつとして注目を浴びです。21世紀を目前に控え、中国では「敦煌芸術大展」が厳かに開催され、蔵経洞の文化財や優れた敦煌芸術が展示されています。敦煌学成立100周年を記念するこの展覧会が、中華民族が残した優秀な文化遺産に対する各国の人々の理解促進に貢献することが期待されています。敦煌の文化遺産は世界の人々の注目を集めています。栄光ある中国古代文明を代表する敦煌文化は、中国と世界の宝です。
莫高窟
莫高窟は、中華人民共和国甘粛省敦煌市郊外にある仏教遺跡です。この中から出た煌文書でも有名です。366年仏教僧楽僔が作りはじめ、その後1000年にわたって掘り続けられました。
現在は敦煌市の鳴沙山の東の断崖に南北に1600㎞に渡って掘られた600あまりの洞窟に2400あまりもの仏塑像が安置されています。洞窟の壁には、一面壁画が施され、総面積は4500平方mにも及びます。
敦煌は、中央アジアとヨーロッパを結ぶシルクロードに位置します。敦煌文化は、漢文化の儒教思想や道教思想をもととし、中央アジア各国、インド、ペルシアなどの芸術や文化を吸収し融合させてきました。さらにはギリシャ、ローマからも影響を受けており、その独特の高い芸術性には目をみはるものがあります。
莫高窟は、建築や壁画、仏塑像の歴史的価値を認められ、1987年に世界遺産に登録されました。また、莫高窟は、龍門石窟・雲崗石窟と並び、中国三大石窟の一つに数えられています。
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