家族のことも大好きですが、
おじいちゃん・おばあちゃんも大好きな僕。
学生の頃はよく、
母の務めているデイホームで
ボランティアをさせてもらってました。
おじいちゃん・おばあちゃんと
話しをすること。
好きだったんですね~!!
そして、
コーチングを学んでいる中で、
思ったんです。
あの頃は、
ただ話を聞くだけだった。
いまだったら
もっと違うことができるのかもしれない!!
そんな想いで、
とあるホスピスに電話をしました。
すると、
「ご家族が会いにきてくれない
おばあちゃんがいるので、お越しいただけると嬉しいです。」
と暖かく迎えてくれました。
早速ホスピスへ行かせてもらうと、
そこには
余命が2ヶ月と言われている
一人のおばあちゃんがいました。
おばあちゃんは、
悲しそうな顔をして
僕にこう言ってくれたんです。
「私の人生、
本当にこれで良かったのかね~」
話しを一通り聞きました。
きっと、
コーチングを学ぶ前の僕だったら
「今日は話してくれてありがとう!」
と、言ってホスピスをあとにしたと思います。
でも僕は、
そのときはコーチになっていました。
「たとえ余命が2ヶ月だと分かっていたとしても、
自分らしく生きてほしい!!」
「絶対にそんな風に生きられるんだ!」
心から信じていました。
だから
目をキラキラさせて聞いてみたんです。
「そっか~。
ちょっと、昔のこと教えてよ~!
おばあちゃんって、小さいときどんな子だったの?」
「そっか~。
おじいちゃんと出会ったとき、
どんな気持ちだった♪?」
「へ~!!
おばあちゃん、なかなかやるね~(笑)」
なんて冗談を言いながら、
ドンドン昔を思いだして笑顔に。
そして、
「お子さんをはじめて抱っこしたとき
どんな気持ちだったの?」
そう聞いたとき。
おばあちゃんの顔が変わりました。
仏の笑顔って、
このことだな!!って思いました。
「天使様だと思ったよ!
本当に可愛くて、ず~っと抱きしめてたよ~・・・」
おばあちゃんの瞳から
一筋の涙がこぼれました。
そして、
泣き崩れてしまいました。
僕もたまらずに
涙・・・・・

・・おばあちゃん!振り返ってみてどう?
「本当に幸せな人生だったね~ 涙」
「これから、どんな風にすごしていこうか?」
すると
「娘と一緒に、すごしたいね~。」
・・・・・
実はおばあちゃん。
娘さんを溺愛するばかりに
つい過保護に。
娘さんは反発するかのように
家を飛び出してしまったそうなんです。
娘さんは、
おばあちゃんが余命がわずかだということも
知らない状況でした。
・・・・・
「娘さんに会おうよ!」
会うためにどんなことやってみたい?
「手紙を書いてみるよ!
今までも書こうとは思っていたけれど
じゅんちゃんのおかげで、今なら書ける!」
後日談があります。
約1年後、僕の携帯に知らない番号から
着信がありました。
電話に出てみると、
そのおばあちゃんの娘さんでした。
実は、
おばあちゃんが手紙を書いたあと
娘さんはビックリして
ホスピスに行ったそうです。
そして、おばあちゃんは
僕とのコーチングで思いだしたこと。
「お前が生まれてどれだけ幸せだったか・・・」
「ついつい過保護になりすぎてごめんね」
娘さんも
「私こそごめんなさい。」
そういって、
20年ぶりに和解することができた!
と、喜んでいました。
20年分の想いを確かめあうように
娘さんは毎日ホスピスに
顔を出すようになったそうなんです。
そして、
余命2か月だったおばあちゃんが、
1年生きることができました。
1年後、
幸せそうな顔で息を引き取りました。
「じゅんさん、本当にありがとう。」
お葬式のとき、
そう言ってくれた娘さん。
涙にぬれた
娘さんのクシャクシャの笑顔。
おばあちゃんに似た
仏のような笑顔。
今でも忘れられません。
+ + +
どんな状況にある人にでも、
大切にしたい事があります。
今からやってみたい事があります。
僕はプロコーチとして、
それを一緒に見つけていきます。
そして、
思わずやりたくなっちゃう
アクションに落としていく。
それが、
僕の仕事。
本当に
コーチングを学んでよかった。
心からそう思います。
そしてこれからも、
プロコーチとして、仕事をしていけること。
誇りに思っています。
原 潤一郎(じゅん)