君が立ち止まって、弱さを嘆いても、世界は止まらない
成長しろ。
強くなれ。
前へ進むたびに分厚い壁があるだろうが、かまわず上り続けろ。
自分の知覚する世界以上の景色を知れないから、現状が山頂だと思うのが人間の心だ。
だが実際は、その山頂は、宇宙のかなた、どこまでも続いている。
果てしなさに途方に暮れてしまうだろうが、そういうものだ。
そういうものなのだと、受け入れろ。
それが現実だ。
心が正しいと思う事を信じて、生きてくれ。
何が何でも、それだけを守ってくれ。
最愛の人に最後に伝えた言葉が、これである。
奥さんにも出会えず、ただ一人で肉体と精神の研磨に費やした人生を送った魂の、懇親の遺言だ。
数多の消費コンテンツの一つとして、軽く受け止めたくない。
一つ一つの作品に、必ず作者の命、魂が込められている。
人間は、人間は、、、。
分からないが、私たちは成長し続けるしかない。
ありがとう、煉獄杏寿郎さん。
鬼滅の刃。
私も生きていく。
この心と、魂と、肉体と。