長男が部活を始めて数カ月

 

これまで顧問の先生に対して

色々と納得がいかない時があり

その都度文句を言ってましたが

 

昨日はその文句が大噴出

 

昨日は振休で学校が休みだったのですが

部活はあったらしく思いっきり

遅刻してしまったらしい

 

文句を言いながらも

これまで1日も休まず遅刻もなく

部活に参加してきた自負があった長男は

寝坊して飛び起きかなり焦って

部活に行ったものの2時間の遅刻

あと1時間も練習ができるか?ぐらいの

状況だったんだとか

 

顧問の先生が設けてるペナルティとして

遅刻した罰として2時間の掃除が課せられるそうで

その間は部活に参加できない

 

ちなみに欠席した場合は

3時間の掃除になるそうです

 

まずこの罰として掃除をする

という所に納得がいかない長男

 

「なんで遅刻したからって

 2時間も掃除しなきゃいけないんだよ!!!」

 

「来月にもう試合で練習時間も限られてる中でさ

 最悪掃除をするにしても、せめて練習は参加させて

 それが終わってから掃除やるとか

 部活の開始前にやるとか

 やり方があるだろ!!!」

 

「この前欠席したやつが次に来た時には

 注意するぐらいで普通に練習もしてさ

 結局掃除もやらなかったのに

 俺は入部してから1日も休まずに部活も行ってて

 それはみっちり掃除させて練習も参加させてもらえなかった

 何なんだよ!!!

 

もう長男にとっては理不尽すぎて怒り冷めやらず

いつもの10倍増しぐらいで永遠と文句が止まらず

 

長男「だいたいさ顧問はバスケ経験者でも何でもなくて

   スラムダンクだけは見てるからあの時代のやり方が正しい

   と思って練習させるんだよ。スポ根精神論満載だし。

   だけどそこから時代は変わってて色々と見直されて改良されて

   それはちゃんとスポーツ学とか分析に基づいてるもので

   プロやNBAの選手はそういうのを基に練習メニューを組んでるし

   全部じゃないけど動画で配信もされてる

   俺だって経験ほとんど無いし動画でしか見てないけどさ

   そういうのも取り入れて変えていかないと

   どれだけ練習しても限度があると思う

   それなのにもっとバスケを勉強しろ!とか平気で言うしさ

   どっちがだよ!!!

 

 

長男 「前からいる部員とさ

    途中で入ってきた俺らとの

    扱いの差が温度差有りすぎるんだよ

    すげーあたりが強いからね俺らには

    そういう贔屓する態度も上から目線な物言いも

    ほんっっっとにムカつくわ!!!!

 

 

そして今日はいつもより早く起きて

早めに登校していきました

 

長男 「昨日の掃除の残り分があるから

    練習する時間作るために早く行って

    掃除してくる!!!

 

 

理不尽に立ち向かう長男のメンタル

だいぶん向上してます(笑)

 

不登校時代なら間違いなく

無理でしょうね

 

長男からの一方的な話しなので

どこまで汲むべきか悩みましたが

いつも通り相槌とある程度の共感に留めました

 

でもまあ、この場だけで言わせてもらうと

私としてこの先生は無いわーです(笑)

 

ペナルティを与えるやり方もそうですが

生徒によって態度を変え、ルールが一貫していない

上から目線で自分が正しいという態度が常態化してること

 

年代的なものもあるのかと思ってましたが

まだ30代の若い先生だそうです

 

若い先生が古いやり方を継承してる時点で

学校の体制が今の時代に逆行してるようで

やるせない気持ちになります

 

全てのやり方を今に合わせることが

正しいとも思わないですが

 

この状態では今の時代を生きる子どもたちと

学校先生側との溝が埋まる訳がない

 

先生がペナルティを課す理由って何だろう

反省してもらいたいから?

こちらの言う事を聞いてほしいから?

同じことを繰り返さないでほしいから?

子どものためだから?

 

ペナルティを与えた側が

たとえ大義名分があったとしても

 

与えられた側にしてみれば

ネガティブなものでしかない場合がほとんど

 

ただし、そこにちゃんとコミュニケーションが

存在していれば話は別です

お互いの言い分や納得の上なら

その意図を理解してポジティブなものに

変換できるから

 

それがなく一方的なものなら

だたの罰でしかなく子どもに

”失敗を許さない”とプレッシャーを

かけてるようなもの

 

子どもが一度も失敗せず

成功だけを積み重ねるなんて

絶対に不可能

 

そもそも失敗しない人間なんて

この世にはいないのだから

 

 

今回の部活の件

長男には色んな事を考えてみてほしいのです

 

社会に出れば理不尽なことが多々あって

自分の思う通りになる事の方が少ない

 

そんな中で何を優先すべきなのか

自分の中の許容範囲がどのぐらいで

譲れないものが何なのか

 

納得のいかないこと理不尽に対して

NOと言える勇気も必要だしある程度飲み込んで

前に進むことも時には大事

 

昨日思い切り自分の中の思いのたけをぶちまけて

バスケがしたい試合で勝ちたい気持ちを優先して

理不尽だけども朝早く掃除をするために出掛けた

 

長男が考えた結果だと思います

 

色んな経験から学び取って

自分の中の様々な気持ちと

向き合えるようになってほしいです

 

 

長男の不登校時代は

長男のために学校に行かせるために

ペナルティやルールを課しまくって

過干渉していた私

 

それは結局自分のためだった

 

失敗を許容できる安心安全な環境が

子どもを心身共に大きく成長させる

 

 

今なら痛いほど分かります

 

 

それでは!