20180527

ゼニガタ舞台挨拶

@シネマート心斎橋



監督の「今回の話は、題材的にも主人公をもっと悪いやつにすることもできたんだけど、主演の大谷さんが父性も母性もある方だから、あまり言葉では語らないんだけどみんなのことをしっかり見ている、っていう感じの主人公にした」というような話を受けて


Q.大谷さんの性格を受けて主人公やストーリーの方向性を少し変えたように、田中くんの性格から、八雲の性格を変えたりした部分はあるのかどうか


A.田中さんは元々八雲に近い性格だったのでほとんど変えていない。劣等感があるかとかは分からないけど笑。💪「僕なんて劣等感だらけです」そうなの?笑。八雲みたいに不器用なところもある。撮影現場でも常に気を張っていて、一瞬も八雲でいない時がない。八雲も田中さんも真面目なんですよね笑。田中さんは最初から八雲そのものって感じでした。

(的な!ニュアンス!)



Q.もしまた田中俊介と一緒に作品を作るなら、どんな役をさせたいか。


A.あまりかっこよくない役をやらせたいです笑。すっごい悪い奴とか俳優さんって悪い役、ヤクザとか殺人鬼とかそういう役をやってる時って輝くんですよね。普通のサラリーマンとか普通に優しい人とかをやってる時よりも。だからそういう役……あとは女とっかえひっかえみたいな笑。💪「心斎橋を女侍らせて歩いてやりますよ!たこ焼き配りながら!(なんかダンスみたいにめっちゃキレよく左右にたこ焼き差し出す動きw)こんなこと言うとまただめですね、すみませんね笑。」



Q.(田中くんに)ゼニガタの中で八雲以外の役をするとしたら誰を演じたいか


A.う~~~ん…………やっぱ静香かっけえんだよなぁ……笑。でも、やるなら…………ワダンチ笑。あっのキレは!なかなか出来ない!笑。普通だったら「お疲れさまでーす」(フリ付き)くらいの動きだと思うんだけど、えんどぅさんのは(最初に両腕をシャシャッ!ってやってから片脚上げて)「お疲れさまで~す!」なんだもん!笑。あの人今回が演技初めてなんだよ??普段は振り付けとかそういうのをやってる方で……あのキレはすげえなぁって見てて思いましたもん。俺がワダンチやらせていただけるなら、えんどぅさんを超えたワダンチを!見せてやりますよ!💪✨


ワダンチとは劇中に出てくるナイジェリア人のことです。セリフはうろ覚えです。別のセリフだったかも。



どこかで言ってたやつ!


監督:初めて会った時に喫茶店で役の話をして。一番最初の質問が「身体をもっと絞った方がいいか、それとも八雲はもうプロを辞めてるから、少しがっしりしてた方がいいのか」っていう、筋肉の話だった。僕はそこまで考えてなくて、「そうだねぇそこまで絞らなくてもいいんじゃないかな?」みたいな

💪いやそれは笑。(田中くんめっちゃ照れてた笑。)他にも役についてのお話もさせていただいたんですよ?笑。

司会:でも一番初めに筋肉の話をされてたと笑。

💪今回役作りするにおいて、あまり時間もなかったので、とりあえず早めにそこだけは聞いておこうと。今から飲むコーヒーに砂糖を入れるか入れないかにも関わってきますからね!笑。




田中くんの役作りの話かな?どんな役をやらせたいか~の話かな?で、


💪今まで頼まれたことはないけど、たとえば役のためにブックブクになってくださいって言われたら、もうすぐにはい!って言ってやりますね。たこ焼きとかお好み焼きとかガッツガツ食って!またこんなこと言ったらだめか!すみません!笑。

ただ、俺BOYS AND MENっていうグループもやってて、メンバー10人いるんですけど、その中で1人だけブックブクで(重い身体でダンスしてる動き)こんなんなることになるんすけど笑。

1人だけ(ダンスしながら)こんなんなってても、あの、「アイツだらしない生活しやがって」とかはあの、思わないでください笑。「あ、田中俊介何かに向けて行動してんだな」って、察してくれると笑。



八雲と田中くんは似てるって話の時だったかな?

田中くんはボクシングも練習してたのでアクションの細かい動き、アッパーで行って最後は左ストレートで行くかどうかとか、そういう話も出来たのが良かった、的なことを監督が仰ってた記憶!


八雲の癖で「爪を噛む」っていうのがあるから

💪実は(撮影の)ちょっと前から常に爪を噛むようにしてて。(会場中どよめきっていうか悲鳴が上がってた笑。)ボイメンの現場でもメンバー10人いる中で1人ずっと爪を噛んでいる異様な奴がいるというあっはっは!笑。

監督:噛む時はこうやってこの向き(掌が自分側になるよう)にしようって話をしましたね。

💪そうですね!こっち(掌が前を向いた状態で親指の爪を噛む仕草)だとおしゃぶりしてるみたいに見えちゃうから!笑。チュッチュチュッチュすることになっちゃうから!笑。

司会:そんな細かいところまで話されてたんですねぇ🤭



あとこれは一番最初のセンチュリーでの舞台挨拶での話だけど、

実は田中くんがクランクインして一番最初に撮ったシーンは八雲が富男に自分の過去を話すシーンだった。最初にそのシーンを撮るってことですごく緊張したけど、撮り終わったあとに監督が田中くんの横を通った時に「これはいい映画になるな……」って言いながら去ってったらしくてそれ聞いた田中くん💪っシャアー!って!監督かっけえんだよなぁ……


へ~、そうなんだ!って気持ちで観ると、このシーンの田中くんの髭が他よりちょっと薄めで、「あ、生やしてる最中なんだ!可愛い!!」ってなります🤗

でも改めて、一番最初にあのシーンであの表情を出して、その後の撮影であの目つきや異様な雰囲気を出してっていうのは、本当にすごいことだなぁって思います。田中くん、ほんとに本気で、カメレオン俳優も目指せるんじゃないかな?贔屓目かな?いや、彼ならいつか必ず、やってくれるはず!!



Q.映画製作において、脚本やキャスティング、それこそ撮影、編集色々ある中で、どの作業が一番楽しいですか?


本当に色々あるんですけど……やっぱり公開初日ですかね。監督の仕事って言っちゃうのもアレだけど苦しいことばかりで。天候とか、日程とか、演技がなんだか決定打に欠けるとか上手くいかないことばかりで、撮影終わっても編集作業で、常に頭を使っている環境で、本当に辛いことの方が多いんです。でも、こうやって映画が公開されると、やっと自分の元を離れるというか、こうやって皆さんの元にお届け出来た時がやっぱり一番嬉しいですね。これがあるから何度も作るんだよね笑。やっぱりこれがないとやってられないよね笑。


というようなことを仰られてて、こうやってひとつの「作品」を作ってそれを外に発信出来るっていうのは、やっぱり特別な才能だよなぁって思って、私にはそういう才能も努力する勇気も根性もないので、そういう世界で頑張ってる人達を精一杯応援していこうと思いました!