5月連休に行ったキャンプでのひとこま。
そこにはレンタルハンモックがあった。

到着後サイトで準備に忙しい私達に、
娘はハンモックを借りたいと言いに来た。
そして一緒に歩いて数百メートル先の受付まで、
一緒に来てと言う。

一緒に行ってあげればまぁ簡単に済むものだけど・・・

「ハンモックで遊びたいのは自分なのだから、
どうしても借りたいのなら2,000円渡すから受付まで行って持って帰ってきたら」

と伝える。
1人で行けないと駄々をこね始めた。

「ママ達は見ての通り、やることが沢山あるよね。
あなたに出来ないことをやってきなさいとは言っていないし、
さっき受付した場所へ行けば大丈夫。」

ムスっとした態度でとりあえず向かい始めたけれど、
道半分くらいで引き返してきた。
どうやら心が挫けたらしい。
半べそ状態のところ、

「早く行かないと無くなるぞ!早く行ってこい!」とのパパの叫びに
ぐずぐずと泣き始めた。
さて、どうするか?

どうしても一緒に行って欲しいと懇願する娘に、
繰り返して言う。

「あなたなら出来ると思うよ。
ママは今やっていることをストップして、一緒に行くことは出来るけれど
ハンモックを借りて遊びたいと思っているのは自分自身なのだから、
自分で借りてくるべきだと思う。」

とりあえず泣き止むまでは訴えを聞くことにした。
暫くしたら、泣き止んだので

「心が決まったら行ってらっしゃいね」とだけ残し、
1人にさせた。

横目で観察していると、暫くその場でじっとして、行く先の方を
じっと見つめている。
数分かかったかなぁ~。とりあえず進みだした。
やっぱり半分近くのところでスローダウンしていたけれど、
姿が見えなくなった。

お~、行けた行けたと準備を進めていると、
暫くしてウキウキ顔の娘が走って戻ってきた。
でも、手ぶら。

「ママ~、200円足りなかった」

うっそゴメンゴメン。
200円を握りしめ、再び走って向かう娘。
戻ってきた時には、結構小さい子供の体には重いだろうハンモックを
しっかりと抱いて、自信にみちた顔をしていた。
「お姉ちゃん、まで二年生なのに偉いね」って言われちゃった♪という
お褒めの言葉をお土産に、鼻高々。

滞在中の3日間、存分にハンモックで楽しみ、
お友達も作って楽しく過ごした娘。
(最近はもう家族だけで行っても、行った先でお友達を作って遊べるようになったので親も助かるし、慎重派で内弁慶な娘にとっても一つ一つの経験が自信となっている様子で何より)

帰る前には一緒に遊んでいた子供達みんなで受付まで返却に行かせた。
戻ってくると。。。

「ハンモックって買うと1,000円札6枚位なんだって。
自分のお小遣い(お年玉などのこと)でそのくらいあるから、
帰ったらハンモックを自分のお金で買いたいけど、いい?」

へ~、そんなに気に入ったんだとびっくり。
そして、自分のお金で本当に欲しい物を買いたいまで発展するなんて
さらにびっくり。

勿論、答えはYES。

我家にはまだ封を開けていない、新品ハンモックがあります♪

(こどもはハンモックで横になって寝るのではなく、
超アクロバットにブランコ代わりにして遊ぶから恐らく壊れるのも
早いだろうが・・・)