ローズの日の集いの後、

銀座の歌舞伎座で、歌舞伎を観ました。

 

とは言え、思い立ってのことでチケットは無かったのですが、

立ち見席がありますとのことで、

 

「京鹿子娘道成寺・道行より鐘入まで」

 

の一幕を観ました。(立ち見席でしたが、座れましたよ)

 

 

 

尾上菊之助さんの白拍子・花子の美しいこと...

 

そこに佇むだけで、得も言われぬ雰囲気が醸し出されます。

 

加えて、脇を固める役者さんや、唄に三味線...

 

全てが相まって、今この瞬間には、

これ以外にはあり得ない

最高の舞台が創り出されます。

 

それぞれが、その一瞬・一瞬に

役柄を通じて、自分自身であり、

全エネルギーを歓びのエネルギーとして

舞台の上で放出しているのを感じました。

 

舞台の上では、それぞれ役になりきっているのですが、

その役の、その奥にある魂の輝きが

歓びのエネルギーとなって、舞台から客席へ、

そして、観客ひとりひとりへと伝わっているのが、

ひしひしと感じられました。

 

悲しい唄でも、楽しい三味線でも、

切ない舞でも、美しい舞でも...

 

どの瞬間も、すべて、その役者さんの魂は歓びに溢れ、

輝いていました。

 

 

 

本当は、この「人生」も「舞台」と同じです。

 

それならば、思い切って、思いっきり、

自分のやりたい役をやってみませんか?

 

誰にも遠慮する必要は、ありません。

 

みなさんが、私が、

それぞれの舞台の「主人公」なのですから!

 

 

本当にしたいことは、何?

 

本当の私って、どんな私...?

 

 

その手掛かりを見つけるためには、

自分の内側をよく観察してみてください。

 

どう感じている?

 

頭は、思考は少しお休みです。

 

感じること、意識してみてください。

 

 

 

難しければ、香りが

「感じる」

お手伝いをしてくれるはずです。

 

どんな香りで、どんなイメージが湧きますか?

 

想像は自由です。

 

そして、自由に想像した世界を手掛かりに、

 

自由に人生を創造できるのです。

 

 

私もモチロン、皆さんも、全ての方々が、

それぞれの魂を輝かせて、

それぞれのかけがえのない

素晴らしい人生を満喫できたら、

こんなに素敵なことはないな、って、

 

改めて、そう思った、東京での1日でした。